住み続けたい街ランキング2023、「兵庫県芦屋市」を抑えての1位はどこ?

大東建託はこのほど、「いい部屋ネット 街の幸福度&住み続けたい街ランキング2023(全国版)」を発表した。今回は「住み続けたい街ランキング」についてまとめた。調査は2020年〜2023年、全国47都道府県(対象自治体1,891)に居住する20歳以上の個人71万9,371人を対象に実施。


同調査では「ずっと住んでいたい」という設問に対し、「そう思う(100点)」〜「そう思わない(0点)」の5段階で評価してもらい平均値をランキング化した。



自治体別の「住み続けたい街ランキング」で、1位に輝いたのは2年連続で神奈川県三浦郡葉山町。唯一偏差値80台の高評価を得ており、「街に愛着がある」2位、「街に誇りがある」3位に入った。居住者からは「自然が豊かで海、山があり、さらに東京まで1時間、横浜まで30分で行くことができる」(57歳男性)、「人のつながりが深い」(25歳男性)といった声が寄せられた。

2位は兵庫県芦屋市で、「街に誇りがある」2位、「住みここち」3位に入った。3位は初ランクインの沖縄県中頭郡嘉手納町で、昨年は累計回答数が50人未満でランキング集計対象外だったが、今年は「街に愛着がある」でも3位となった。4位は昨年30位だった香川県仲多度郡まんのう町、5位は昨年7位だった神奈川県鎌倉市と続いた。


都道府県別の「住み続けたい街ランキング」1位は3年連続で兵庫県。「街に誇りがある」2位、「住みここち」「街に愛着がある」3位、「街の幸福度」4位と、各ランキングで上位に入った。2位は2年連続で香川県、3位も2年連続で愛媛県、4位は昨年5位だった和歌山県、5位は昨年4位だった奈良県と続いた。（御木本千春）