日本代表は大勝も…主将務めた伊東純也が反省の弁「自分が決めていればもっと早く楽になれる展開だった」

　日本代表は1日、国立競技場で行われた『TOYO TIRES CUP 2024』でタイ代表と対戦し、5−0で勝利した。

　試合後、フラッシュインタビューに応じたMF伊東純也は、「前半は少し難しい時間も続きましたけど、後半しっかりフレッシュなメンバーが得点をとって勝てたので良かったかなと思います」とコメント。ゴールレスに終わった前半に関しては、「相手がしっかりブロックを作って守る中でもチャンスは作れていたので、そこで自分が決めていればもっと早く楽になれる展開だったと思います」と述べ、前半の決定機をモノにできなかったことを反省した。

　その一方で、後半には田中碧の先制弾を皮切りに途中出場の選手たちが立て続けにゴールを奪取。伊東は「また競争が始まりますし、新しい選手が活躍することで刺激になるので、良い競争が生まれればいいかなと思います」と、ポジション争いの激化を歓迎し、キャプテンマークを巻いてのプレーになったことについては「名誉なことなので、嬉しく思います」と笑顔を見せた。

　また、今月12日にカタールで開幕する『AFCアジアカップ2023』に向けては、「しっかり優勝できるように、今日いいスタートが切れたと思うので、また良い準備をしてアジアカップに臨みたいなと思います」と決意を語り、3大会ぶり4度目のアジア制覇を見据えた。

　日本代表は今後、今月12日にカタールで開幕する『AFCアジアカップ2023』に臨む日本代表メンバーを発表し、同14日には初戦のベトナム代表戦に臨む予定だ。