途中投入から躍動した堂安律…ベンチから見た前半は「最後のエゴというか“わがままさ”が欠けていた」

　日本代表は1日、国立競技場で行われた『TOYO TIRES CUP 2024』でタイ代表と対戦し、5－0で勝利した。

　史上初の“元日決戦”となった『TOYO TIRES CUP 2024』でタイ代表と対戦した日本代表。前半をスコアレスで折り返したものの、50分に田中碧が先制点を挙げると、72分には中村が、74分にはオウンゴール、82分には川村拓夢が、90＋1分には南野拓実が追加点を決め、5－0で大勝した。

　後半頭から途中出場して日本代表のゴールを演出したMF堂安律は、試合後のインタビューに応じ、「前半のメンバーがかなり相手の体力を消耗させてくれたので、間で受けることを意識していた」とピッチ投入時を回想。続けて、「個の能力が高い選手が（伊東）純也くんを含めていたので、シンプルに前につけて自分がボックスに入っていければ、チャンスは生まれるかなと思っていた」とコメントを残している。

　また、ベンチから見ていた前半については、「うまいシーンは沢山あったが最後のエゴというか“わがままさ”が欠けているなと感じていた」と明かし、「（南野）拓実くんとか僕はそこが特徴でもあるので生かしていこうと思っていた」と発言。「僕たちは長くやっているのでアドバンテージがあった」と述べつつ、後半に大量得点を奪えた要因を語った。

　さらに、森保一監督からは投入時に、「ギアを上げてほしい」とメッセージがあったと打ち明けながら、「結果的にその通りになった」と手応えを口に。一方、自身が無得点で終わったことに対しては、「数字が欲しかった」と悔しさを滲ませた。

途中投入から躍動した堂安律…ベンチから見た前半は「最後のエゴというか“わがままさ”が欠けていた」

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