給食のわかめご飯が好きだった方へ……山本ゆりさんが再現レシピ考案

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2024年01月04日 09:31  おたくま経済新聞

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給食のわかめご飯が好きだった方へ……山本ゆりさんが再現レシピ考案

 学校給食の人気メニュー「わかめご飯」。懐かしのあの味を再現したレシピを、料理コラムニストの山本ゆりさんが公開し、X(Twitter)で大きな注目を集めています。


 筆者にとってももちろん、わかめご飯は大好きだった給食メニューのひとつ。思い出の味にどれほど近いのか、実際に作って検証してみたいと思います。


【その他の画像・さらに詳しい元の記事はこちら】


 今回の再現レシピは、なんでも山本さんが以前公開したレシピに寄せられた「家であの味が再現出来ない」というコメントを元に、考えられたものなのだそう。


 たしかに、ふりかけタイプのわかめご飯の素は市販されていますが、戻る前に食べてしまってガリっとした食感が残っていたり、誤って入れすぎるとしょっぱくなってしまったりと、なかなか再現とはならないんですよね。


 かといって、わざわざ炊飯器を使って、ご飯に下味をつけて……など、手間をかけたくないのが本音のところ。事前にレシピをチェックしましたが、どうやら面倒な手順はなく、基本的には材料を混ぜ込むだけで良いようです。必要なものは以下の通り。


材料【二人分】
・温かいご飯……1合分(約300g)
・乾燥わかめ……大さじ2(4~5g)
・塩、顆粒和風だしの素(ほんだし……各小さじ1/2
・(あれば)白いりゴマ……小さじ2



■ 作り方は超簡単 材料を混ぜるだけ

 材料を用意して、早速調理開始。まずは乾燥わかめを水で約5分戻します。時間を少しでも短くしたい場合は、水大さじ4をかけて、ラップ無しで50秒ほどチンしてもOKとのこと。


 戻したら、絞って水気を切ったのち、包丁で細かく刻みます。あとはこれを温かいご飯に乗せ、塩、顆粒和風だしの素、白いりゴマと共に混ぜ込みます。なんとたったこれだけの手順で完成。早すぎです。


 油を使っておらず、崩れにくいので、おにぎりにしてもOK。とにかく忙しい時や、時間がない朝にももってこいの時短メニューでしょう。



■ 子どもの頃食べたかった「理想の贅沢わかめご飯」という感じ

 さて、肝心の味の方はどうでしょうか。ひと口食べてみると……だしとゴマの香りがフワッと広がり、とても懐かしく優しい味。軽めの塩っ気がアクセントになり、深みが感じられます。


 給食の味を再現しつつも、わかめたっぷりでボリュームアップ。コリコリとした食感もしっかり感じられ、とにかく次から次に箸が進みます。どちらかと言うと、子どもの頃食べたかった「理想の贅沢わかめご飯」と表現した方が適切かも。


 あの頃にこのわかめご飯が給食で出てきたら、間違いなくおかわり争奪戦になっていたでしょうね……と感じるくらいおいしいです。元々二人分の量でしたが、気付けばあっと言う間に完食してしまいました。ごちそうさまでした!


 食べる分だけ混ぜ込むので、炊飯器に白ご飯を残しておけるのも〇。また、塩を無くして鮭フレークを混ぜて鮭わかめご飯にしたり、しらすを混ぜてしらすわかめご飯、ゆかりを混ぜるのもおすすめだそう。次回はこの食べ方を試してみたいと思います。



<記事化協力>
山本ゆりさん(@syunkon0507)


(山口弘剛)

Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 山口 弘剛‌ | 配信元URL:https://otakei.otakuma.net/archives/2024010402.html

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  • 千葉の小学校で学校で作ってた給食はご馳走だったが、仙台に引越して給食センターのになったらエサになった、、という記憶
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