川崎F一筋15年…登里享平がC大阪へ完全移籍「並々ならぬ覚悟を持ってやってきました」

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2024年01月06日 16:40  サッカーキング

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プロ入りから15年間、川崎F一筋で戦ってきた登里享平 [写真]=金田慎平
 セレッソ大阪は6日、川崎フロンターレからDF登里享平が完全移籍にて加入することを発表した。

 登里は1990年11月13日生まれの現在33歳。香川西高校で全国高校サッカー選手権大会に3年連続で出場した後、2009年に川崎Fへ入団した。当初は左サイドのウイングなど攻撃的なポジションを定位置としていたが、風間八宏監督によって左サイドバックで起用されることが増え、気が付けば川崎Fにとって不動の左サイドバックに定着。2017シーズンにクラブ悲願の明治安田生命J1リーグ初優勝を経験すると、最終的には2度の2連覇、合計4度の優勝を成し遂げた。

 その他、2度の天皇杯JFA全日本サッカー選手権大会優勝(2020&2023シーズン)、2019シーズンのJリーグYBCルヴァンカップ初制覇、2021シーズンのFUJI XEROX SUPER CUP(現:FUJIFILM SUPER CUP)でもトロフィーを掲げるなど数々のタイトル獲得に貢献。個人としては2020シーズンにJリーグベストイレブンを受賞している。川崎Fでは公式戦通算380試合出場11得点を記録した。

 完全移籍に際し、登里は川崎Fを通してコメントを発表。「はじめに、能登半島地震によりお亡くなりになられた方々に深く哀悼の意を表すると共に、被災された方、ご家族や関係者の皆様に心からお見舞い申し上げます。また、被災者の救済と被災地の復興支援のために尽力されている方々に深く敬意を表します。予断を許さない状況が続いていますが、被災地の皆様の安全と、一日も早い復興をお祈り申し上げます」と想いを綴った後、次のような長文でファン・サポーターへメッセージを送った。

「フロンターレを愛する皆様へ。この度セレッソ大阪へ移籍することを決断しました。夢だったプロサッカー選手をスタートさせてくれたのも、成長させてくれたのも、優勝させてくれたのも、いろいろな景色を見させてくれたのも、すべてフロンターレです。日々高まるフロンターレへの思いや愛、まだまだフロンターレでやるべきこと、自分にしかできないこと、フロンターレを強く大きくしていくこと、それは自分の使命だと思っていました。これからも愛するフロンターレのために、そしていつかフロンターレで引退することもイメージできていました」

「ただ今回のオファーを頂き、キャリアを歩んでいくなかで自分に足りないものは何かなど、いろいろ考えました。慣れ親しんだ場所を離れることで、見えてくるもの、感じるもの、今の自分が想像できないようなものが、また新しい自分を発見させてくれるんじゃないか?それが人としても選手としても、さらに大きく成長させてくれるんじゃないか?と思い、この決断に至りました」

「この決断に対し、さまざまな思いや意見があると思いますが、それを上回る覚悟はできています。応援してくれなんて言えません。どうか見守ってくれたらうれしいです」

「この15年間、言葉や文章では伝えられないほどの幸せな時間を過ごしました。ファン、サポーターの方たちはもちろん、常に人に恵まれて、たくさんの大好きな人たちに出会いました。フロンターレで過ごした日々はかけがえのない宝物です。本当に感謝しかありません。本当に幸せでした。15年間愛してくれてありがとうございました」

 また、新天地となるC大阪を通してもコメントを発表。移籍を決めた際の心境に触れながら、来る2024シーズンに向けて意気込みを記した。

「みなさん、はじめまして。登里享平です。ノボリと呼んでもらえたらうれしいです。並々ならぬ覚悟を持ってやってきました。クラブ、パートナー様、選手、スタッフ、サポーター、セレッソ大阪に関わるすべての人が一つになり同じ方向を向いて、創設30周年に最高の景色をみましょう!」

「自分が加入することで新たな刺激となり優勝に導けるように、今までの経験を生かしてセレッソ大阪のために全身全霊をささげて戦います!自分に期待し自分にプレッシャーをかけすべての思いをパワーに変えて頑張るので熱い熱い応援よろしくお願いします!」

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  • × 3年連続 ○ 3大会連続 やろ、高校ラグビーと一緒で年末に開会式と1ラウンド目やって年明けに決勝試合やねんから(続きます-""-;)。
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