『ONE PIECE』ザラ、マリアンヌ、ショコラって誰の本名? キャラの名前に込められた“深い意味”を考察

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2024年01月08日 07:11  リアルサウンド

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photo:Zoltan Tasi(Unsplash)

最終章に入りより盛り上がりを見ているの『ONE PIECE』(ワンピース)。作中には、ニックネームで呼ばれているキャラが多くいる一方で、本名で呼ばれているキャラもいる。中には異名が設定されているキャラもいて、名前の付け方が多種多様なのも特徴的な漫画である。今回『ONE PIECE』の本名や異名など名前について考察してみたい。


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■ザラ、マリアンヌ、ショコラって誰の名前?


 ザラ、マリアンヌ、ショコラ……。これらはすべて『ONE PIECE』登場キャラの本名なのだがご存知だろうか。「ザラ」はバロックワークス社Mr.1のパートナーであるミス・ダブルフィンガーの本名。またMr.3のパートナー、ミス・ゴールデンウィークの本名は「マリアンヌ」という。そして「ショコラ」はニセ麦わらの一味だった「偽ナミ」の本名だ。


 公式サイトなどを意識して調べないとなかなか知る機会のないキャラたちの本名。さらには本名以外に異名が設定されているキャラも存在する。例えばMr.2・ボン・クレーの本名は「ベンサム」だが、異名は「荒野のベンサム」。Mr.5の本名は「ジェム」で、「国境のジェム」という異名が付いている。ちなみにザラにも「毒グモのザラ」という異名が。


 新世界編でちょっとだけ登場した「ニセ麦わらの一味」にもきちんと本名がある。先ほどご紹介したショコラをはじめとして、偽ルフィは「デマロ・ブラック」、偽ゾロは「マンジャロウ」という名前。偽ロビンは「ココア」、偽ウソップは「マウンブルテン」など飲み物モチーフで統一しているよう?


 ちなみに偽サンジの本名は「ドリップ」。偽チョッパーに至っては「のらギツネ」が本名らしいのだが、名前ではなくただ単に「野生のキツネ」という意味だろう。


■ナミの本名が明らかになっていないのは何故?


 いわばモブキャラの「ニセ麦わらの一味」に本名が設定されているのに、主要キャラであるナミの名前が明らかになっていないのはどう考えても不自然ではないだろうか。ネット上でも「なにか深い意味が込められている名前なのでは?」「実はすごい家柄の生まれとか」などと考察が錯綜している。


 戦争孤児で、ノジコとともにベルメールに育てられたナミ。赤ちゃんだったナミの名前を知る術はないため、ベルメールが名付けた可能性が高い。ネット上では「ポートガス・D・アン」の可能性を指摘する声も多く聞かれた。


 エースの母親であるポートガス・D・ルージュが「女の子なら“アン” 男の子なら“エース”」と言っていたことが根拠となっているようだ。さらに「ナミは古代兵器ウラヌスなのではないか?」といった考察もあるが、こちらに関してはナミではなく「Dの一族」の誰かでは、という意見もあった。


 ナミと同様に本名が不明だったサンジも、わりと最近になって苗字が判明している。「ヴィンスモーク家」は北の海にある海遊国家で、王族の地位もある高貴な一族だったことがわかった。ナミの本名が明らかになれば今まで語られなかった出生の秘密もわかるのかも?


 ちなみにローグタウンでゾロに刀をくれた「いっぽんマツ」の妻の名前は、「いっぽんウメ」だったりする。作者の尾田先生が面白がって付けているような名前もたくさんあり、ワンピキャラの名前は奥深いと言わざるを得ない。


(文=キットゥン希美)


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