チェルシー、ビルバオの“若きCB”にスカウトを7度派遣…今冬の獲得目指すが欧州複数クラブとの争奪戦も?

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2024年01月08日 16:18  サッカーキング

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ビルバオ期待のCBパレデス [写真]=Getty Images
 アスレティック・ビルバオのCBアイトール・パレデスに対して、チェルシーが動向を注視しているようだ。イギリス紙『ザ・サン』が報じている。

 2000年4月29日生まれの現在23歳は、10歳から過ごしている『レサマ』にルーツを持つ生粋の“ビルバオっ子”だ。各カテゴリーで研鑽を積み、昨シーズンにトップチームデビュー。今シーズンは、イニゴ・マルティネスの退団とイェライ・アルバレスの負傷離脱が重なったことで開幕戦からレギュラーに定着した。ラ・リーガ前半戦全試合に出場し、ポジショニングと広範囲のカバーリング、そしてビルドアップ能力を武器に、1歳年上のダニ・ヴィヴィアンとのCBコンビで相手攻撃陣をシャットアウト。クリーンシート数『9』はリーグ2番目の好成績で、チャンピオンズリーグ出場圏内での折り返しに大きく貢献している。

 そんなパレデスに対して、チェルシーが今冬の獲得を検討しているとのことだ。『ザ・サン』によると、ウェズレイ・フォファナとトレヴォ・チャロバーが長期離脱中、加えて、チアゴ・シウバに退団の可能性が浮上していることから、CB陣の強化を目指しているという。すでに、ベンフィカに所属するアントニオ・シウヴァの獲得交渉に失敗しており、第2の候補者として挙げていたパレデスへと路線を切り替えた模様。実際に、スカウトを7度も派遣するほどの熱入れと報じている。

 また『ザ・サン』は、チェルシーがアスレティック・ビルバオに同選手の移籍金に関する情報提供を要求したものの、相手側は消極的な姿勢であったと指摘。ただ、2025年夏までの現行契約に盛り込まれている契約解除条項は約2000万ポンド(約37億円)で、チェルシーが満額支払えば、相手側は介入することができない。

 なお、レアル・マドリードとインテルもパレデスに興味を示しており、とりわけ、CB陣に長期離脱者がいる前者は獲得オファーを打診したとも伝えられている。今冬、アスレティック・ビルバオ期待の“若獅子”を巡る争奪戦が勃発する可能性もありそうだ。

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