アーセナル、今季23戦21発のFWヒメネスに関心か…一方プレミアOBはイサク獲得を進言

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2024年01月17日 20:10  サッカーキング

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(左)フェイエノールトで活躍中のヒメネスと(右)過去に獲得噂も挙がったイサク [写真]=Getty Images
 アーセナルがフェイエノールト所属のメキシコ代表FWサンティアゴ・ヒメネスに関心を寄せているようだ。16日、『ミラー』や『イブニング・スタンダード』など複数のイギリスメディアが伝えている。

 現在22歳のヒメネスはセンターフォワード(CF)を主戦場とするプレーヤー。母国の強豪クルス・アスルで頭角を表し、2022年夏にフェイエノールトに完全移籍で加入した。初年度から公式戦通算23ゴールを記録すると、今シーズンも日本代表FW上田綺世を抑えて前線の主軸に君臨。ここまで公式戦23試合に出場し21ゴール5アシストをマークしている。

 抜群の決定力を誇るメキシコ代表ストライカーは、昨年夏にフェイエノールトとの契約を2027年6月末まで延長。しかし、数多のメガクラブがスカウトを派遣しているとの報道もあり、かねてから去就には注目が集まっている。

 今回の報道によると、アーセナルもヒメネスの獲得に興味を示しているクラブの1つだという。20年ぶりのプレミアリーグ制覇を目指す同クラブは、得点力を強化するべく今冬の移籍市場でのストライカー補強を検討。国内での実績も十分なブレントフォード所属のイングランド代表FWイヴァン・トニーへの関心が明らかになっている。しかし、ブレントフォードは昨シーズンのリーグ戦で20ゴールを叩き台した“主砲”に最低8000万ポンド(約145億円)という値札を付けている模様。アーセナルはコスト等の観点から、より安価で獲得可能なオプションとしてヒメネスの動向を注視しているようだ。

 一方で、長らくマンチェスター・ユナイテッドで活躍した元イングランド代表DFリオ・ファーディナンド氏は、現役時代の“ライバル”に別のストライカーの獲得を進言している。ニューカッスルで活躍中のスウェーデン代表FWアレクサンデル・イサクだ。同氏は自身のポッドキャストにて「私がアーセナルだとしたら全力で彼の獲得に動くだろう。ニューカッスルはお金を使うことができないし、リーグが定めた財務規定と格闘している。彼らは誰かを買う前に売らなければならないんだ」と言及。ニューカッスルが財政上の問題を抱えている点を指摘しつつ、アーセナルに獲得を進言している。

 イサクは2022年1月の移籍市場にてアーセナル移籍が噂された選手でもある。果たして前線の強化を目論む同クラブは、今冬にどのような動きを見せるのだろうか。今後の動向に注目が集まる。

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