昔から自分の母が祖母からいじめられているのをさんざん近くで見てきた夫のユタカ。やはり義母に味方するようです。
義母が元気だとか、義母を助けたいとか、そういう問題ではないのです。
収骨を終えた後は、ユタカのきょうだいたち含めみんなで義実家に帰宅しました。葬儀の準備で葬儀会社が義実家に来てまたもやバタバタ……。「サクヤが疲れて寝てしまった」ことをある意味では口実にして、私とサクヤだけ先に自宅へ戻ることにしました。ユタカは義兄が後で送ってくれるようです。
義母とは日頃仲が悪いというわけでもないですが、好意を抱いているわけでもありません。これからもずっと、できる限り義両親とは程よい距離感でお付き合いをしたいと考えています。
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同居することになったら、ずっと気を遣う生活が続くのでしょう。想像するだけでげんなりします。それに、同居生活に苦労してきた義母には、私の今の気持ちは想像がつくと思うのですが……。
突然義母との同居話が持ち上がり、驚くやらげんなりするやら大変な私に、夫のユタカはなんでもないことのように言ったのです。
義父が亡くなり気持ちが不安定な義母が思いつきで同居を持ち出したと思いたかったのですが……。私が義実家から帰宅後、義母とユタカで同居の話を進めていたかもしれません。ユタカは同居に前向きなようです。しかし、私は同居を望んでいません。お互いにとってよい結果にならないでしょう。想像するだけで疲れてしまうし、それは夫のユタカもわかっているだろうと思っていました。でも、ユタカの様子を見る限りわかっているとは思えません。私はユタカに、自分の気持ちや考えをはっきり伝えようと決めました。
【第3話】へ続く。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・煮たまご 作画・よしはな 編集・塚田萌
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