スタメン8人変更の森保監督、選手への信頼を強調 布陣についても言及「怜央が8番にくるべきなので…」

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2024年01月25日 03:37  サッカーキング

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日本代表・森保一監督[写真]=Getty Images
 日本代表は25日、AFCアジアカップカタール2023・グループD第3節でインドネシア代表と対戦し、3対1で勝利した。試合後、森保一監督がメディア取材に応じた。

 グループD第2節のイラク戦からスタメン8人を入れ替えた森保監督。大きくメンバーを変更した理由について、「ターンオーバーではなく、我々には26人の戦力がいると思っています」と語り、「全ての選手がプレーしたわけではないですけど、これだけ多くの選手を変えて、勝負の第3戦に起用できたのは、日ごろから選手たちが力を見せてくれていることと、どんな状況でも、スタメン、サブ組で(分かれること)はなく、モチベーションに差があるわけでもなく、みんながベストを尽くせているからこそ、選手たちの日ごろの努力がこの起用と、結果につながったと思います」とコメントした。

 また、この試合では今大会初めて旗手怜央が先発に抜擢され、状況に応じて従来の4−2−3−1の陣形ではなく、4−1−4−1(4−3−3)の布陣で戦った。森保監督は選手の基本的な立ち位置について、「実は4−2−3−1のそのままやっていて、ただ特長として怜央が8番にくるべきなので、4−1−4−1のようにしていくのは準備して話していました。守備のとき、航のサイドを埋める時には、タケが中盤に入って、航が8番から6番のスペースを埋めるということも準備しました」と説明し、「形としては4−1−4−1になって、それが一番ハマりが良かったし、選手たちもしっくり来ているなかで、我々も修正することなく、流れとバランスを保っていけるように、選手たちのプレーを見ていました」と明かした。

 そして、全体的にコンパクトな陣形を保って戦うことができた要因については、「1戦目と2戦目の反省点を踏まえて、この試合に向けて、よりお互いが良い距離間で攻撃も守備もできるようにチームとして確認した中で、選手たちが集中力と運動量を持ってプレーしてくれた結果、厚みのある攻守につながったと思います」と回答。

 後半アディショナルタイムに喫した失点場面に関しては、「クリーンシートで終われるように勝った中でも課題として考えたいですし、反省点として持ちたいです」と語りつつも、「ただ、ロングスローはインドネシアの大きな武器でしたけど回数は少なかったです。選手たちが相手を押し込んで、相手の良さを消す戦いをしてくれました。アグレッシブに戦うことで良さを消してくれたことをまずはポジティブに捉えたいです」と前向きに語り、「次の試合でも日本に対して、同様の放り込む攻撃をしてくる可能性もあるので、しっかり修正して跳ね返せるように準備したいです」と改善を誓っていた。

 次戦は1週間後の31日(水)20時30分キックオフ。ラウンド16でグループE首位通過チーム(ヨルダン代表/韓国代表/バーレーン代表のいずれか)と対戦する。

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