<小学生がセクハラ!?>原因は……親と制限ナシのスマホ?動画サイトから得た情報で【第3話まんが】

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2024年01月30日 08:00  ママスタセレクト

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【第1話】から読む。
前回からの続き。最近のお話です。私は会社員のミサト。夫は遠方に単身赴任しているため、なかなか帰ってこられません。そのため普段は小学6年生の息子(ヤマト)と2人暮らしです。ある日私は学校に呼び出され、ヤマトが教育実習生の女子学生に卑猥な言葉をかけていたとの報告を受けます。実習生は何度も性的な質問を浴びせられ、ショックで大学も休んでいるそうです。私は思ってもいなかった事態に動揺してしまいました。担任の先生からは学校のカウンセリングルームの利用も勧められますが、ヤマトは嫌がって行こうとしません。どうしたらヤマトは自分のしたことを心から反省できるのでしょうか。

担任の先生の助言もあり、まずは先生と息子の2人で話をしてもらうことに。「カウンセリングルームに行かない代わりに、先生に話した内容はすべてお母さんも聞くからね」との了解を息子に取りつけました。担任の先生によると「やはり軽い気持ちでからかっていたみたいですね。ヤマトくんは目立ちたい気持ちが強いので、今回のような行動につながったのかもしれません」とのことでした。
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「動画サイトには性的な内容に限らず、小学生が見るには刺激的なものもあるようなので、ある程度は管理された方がいいかもしれないですね」夫は単身赴任だし私も仕事が忙しく、近頃はヤマトと関わる時間が減っていました。反抗的な言動を繰り返すようになったヤマトを疎ましく思い、見せっぱなしでスマホに制限もかけずにいたのを強く反省しました。
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ヤマトはすでに学校を出ていたので、てっきり家にいるものだと思っていました。しかし帰り道に近所の公園の前を通ると、子どもたちが何やら言い合いをしています。その中心にいるのはヤマトでした。
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数人の同級生にヤマトが囲まれているように見え、慌てて駆け寄ります。どうやらトモノリくんたちが「ヤマトのせいで怒られた」と責め、ヤマトが「おまえらも同罪だろ」と言い返していたようです。

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「ちょっと落ち着いて……」私が割って入るも、子どもたちは興奮しています。「もう友だちやめるからな!」「望むところだよ!」
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「もういいよ。帰ろう」トモノリくんは他の子も誘って帰ろうとします。すると誰かが「ヤマトに嫌われると怖いぞー?」とおどけたように言います。しかしトモノリくんは……。

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「ヤマトなんて怖くないよ。お母さんが『ヤマトくんは群れていないとダメな子だ。群れていないと強くない』って言っていたもん」トモノリくんはそう言って帰って行きました。ほかの子たちもそれにつづきます。後にはヤマトだけが残されました。

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ヤマトは仲間に対して強く出て、輪の中心にいたがる傾向がありました。態度の強さで友だちを従わせたりコントロールしたりして、自分の存在意義を確認してきたのかもしれません。でもそれは決して心の強さなどではなく「内面の弱さ」だと、周りからはとっくに見抜かれていたのでしょう。それは私や夫がヤマトを寂しくさせているから? 正直これからどうしたらいいのか、今はまだその答えが見出せません。でも親としての関わり方を見直すべきなのは間違いないと思っています。

【第4話】へ続く。

原案・編集部 脚本・rollingdell 作画・うーにゃ 編集・井伊テレ子

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