「それを僕は成長と呼ぶ」 ソシエダに“居場所”を見つけたGKレミロがクラブ公式戦通算200試合出場達成!

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2024年01月30日 19:25  サッカーキング

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クラブ公式戦通算200試合出場を達成したGKレミロ [写真]=Getty Images
 クラブ公式戦通算200試合出場を達成したレアル・ソシエダのGKアレックス・レミロが、公式サイトのインタビューに応じた。

 同世代のGKケパ・アリサバラガ(現レアル・マドリード)と、3つ下の世代のGKウナイ・シモンの台頭、そしてクラブとの契約を巡るトラブルにより、アスレティック・ビルバオでの居場所を失っていたレミロにとって、ライバル関係にあるレアル・ソシエダへの移籍はある種の賭けでもあった。それでも、セービング能力はもちろん、ビルドアップ能力にも秀でる“モダンな守護神”としてコパ・デル・レイ(国王杯)優勝に大きく貢献。そして23日、絶対的な地位を確立したレミロは、在籍5シーズン目でクラブ公式戦通算200試合出場を達成した。

 まず、国王杯のセルタ戦で、クラブ公式戦通算出場数が『200』に到達したレミロは「とても大きな数字で、プロジェクトや仕事への取り組み方、忍耐力、チームメイト、監督、そして自分自身を信じられている証だ」としつつ、「それを僕は成長と呼びたい。ラ・レアルにやってきてから、毎年毎年、以前の自分より少しはレベルアップできているし、それはピッチでプレーする姿を見てもらえればわかると思う。より落ち着いていて、より多くのことを助け、そして何よりもクラブでの今を楽しんでいるとね」と充実していることを明かした。

 またレミロは、自身のゴールキーパー論を展開。ひとつのミスが失点に直結するポジションだが、「ゴールキーパーというポジションはミスがつきもので、でもだからといって自分を抑制したり、消極的すぎる必要はない」と強調。続けて「例えば、(1月3日の)アラベス戦。あの試合で僕は不運なプレーによって退場になってしまったけど、その際に起こったスタンディングオベーションを覚えているよ。あの拍手は、この数年間の評価に対するもので、感謝の意味が込められていたと考えている」と語っている。

 見つけた居場所で、自信に満ち溢れるプレーを披露するレミロ。果たしてこの先、“成長”の数字はどこまで伸びるだろうか。
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