俳優の福田ルミカが2日、都内で行われた『仮面ライダー555』テレビシリーズ最終話から20年後を描く完全新作の劇場作品『仮面ライダー555(ファイズ)20th パラダイス・リゲインド』の公開初日舞台あいさつに参加した。
【全身カット】鮮やかなブルーのドレスでスタイル輝く福田ルミカ イベントは、仮面ライダーファイズ/乾巧役の半田健人、園田真理役の芳賀優里亜、仮面ライダーカイザ/草加雅人役の村上幸平、仮面ライダーミューズ/胡桃玲菜役の福田、菊池条太郎役の浅川大治、スマートレディ役の進藤あまね、田崎竜太監督(※崎=たつさき)が参加した。
本作の新キャストで、仮面ライダーミューズに変身する玲菜を福田が演じた。「出演が決まった時は、ビックリしました」と振り返る。「まさか自分が、と。しかも新しい仮面ライダーということで不安のほうが大きかったかも」口にした。
家族に報告した際のエピソードも。「弟が『仮面ライダー鎧武』が大好きなので、弟が興奮してました」と笑顔で明かす。仮面ライダーにも変身することも弟に話したが「話した時は『なんで?』みたいな感じで(笑)。普段の私が、あまり頼りない感じだったので。こういうカッコいい役をいただけて、それを話した時に弟はビックリしてました」と反応を明かす。この後、別会場で行われる舞台あいさつに弟がファンとして参加することもバラし、会場の笑いを誘っていた。
■『仮面ライダー555 20th パラダイス・リゲインド』ストーリー
人類の進化形・オルフェノクと人類をめぐる物語の「その後」は果たして「夢」の続きなのか、あるいは「絶望」の始まりなのか…。
園田真理(芳賀優里亜)は菊池啓太郎の甥・条太郎(浅川大治)、海堂直也(唐橋充)、そして、いつしか戻ってきた草加雅人(村上幸平)とともにクリーニング店「西洋洗濯舗 菊池」を経営しながらオルフェノクの庇護を行っていた。一方、政府により企業再生されたスマートブレイン社は、オルフェノクの殲滅を目指す企業へと変貌を遂げ、北崎(藤田玲)が社を率いていた。
ある日、追いつめられたオルフェノクを救うため、草加と海堂は仮面ライダーカイザとスネークオルフェノクとなり、殲滅隊隊長の胡桃玲菜(福田ルミカ)/仮面ライダーミューズと交戦。そこに現れたのは、数年前に真理たちの前から姿を消して以降、消息不明となっていた、あの乾巧(半田健人)だった。巧は、かつてとは異なる姿のファイズ・仮面ライダーネクストファイズへと変身し、スマートブレイン社の尖兵として、その力を使い始めた…!
ネクストファイズに攻撃されて混乱する真理たち。巧はなぜスマートブレインにいるのか?今まで何をしていたのか?
波乱を含んだ彼らの再会は、オルフェノクと人類をめぐる新たな物語のほんの序章に過ぎなかった。