エンターテインメントプロレス団体『アクトレスリング』所属メンバーの朝陽さんが1日、不慮の事故により21歳で死去した。「不慮の事故」との説明でさまざまな憶測が起こり、同団体のプロデューサーを務める風香氏が6日、自身のブログで現状伝えられる情報を記した。
【写真】リング上での写真とともに…「不慮の事故」で亡くなった朝陽さん悼む 風香氏は「ひと足先に知り喪失感にさいなまれましたが、他のメンバーの生活も守らないといけないのでできることをから立ち上がっています。私は大丈夫です。いろんな憶測が飛び交っていますが、試合や練習中のことではありません」と説明。「選手に直接質問をしないでというリリースから、何か隠蔽しようとしてるという意見もありますが、まだ精神状態が不安定の選手もいるので今はどうかそっとしておいてくださいという理由です」と呼びかけた。
生前の思い出もしたためながら「1月後半はユニットプロデュース公演で顔を合わせていなかったので、今会えないことも特別なとこではなくて…でも、もういない…んだなぁ。アクトレスガールズは今日の練習から動き出します。前を向く準備が整った選手から少しずつ。私は道場は明日から参加だけど、坂口さんとなっちゃん、心を痛めながらも選手のメンタルを最重視してる2人が行ってくれるので安心です。ゆっくり、怪我のないように、それぞれのタイミングで」とつづっていた。
同団体は5日、公式サイトで「去る2024年2月1日に弊社所属の朝陽が不慮の事故により永眠致しました事をご報告申し上げます」と伝えた。「応援してくださったファンの皆様、お世話になった関係者の皆様にこのようなご報告となり大変残念でなりません。ここに心から哀悼の意を表するとともに謹んでお知らせ致します」と悼んだ。
朝陽さんは2002年10月19日生まれ、群馬県出身。2017年、中学3年生の時に女子プロレス団体『アイスリボン』からデビュー。23年9月から『アクトレスガールズ』に所属。得意技はダブルリスト・アームサルト、カンクーン・トルネードなど。