Africa ICT Rightが展開する6つのプログラムAfrica ICT Rightが展開しているプログラムは主に6つ。各プログラムの内容は以下のとおりだ。
農業プログラム[caption id="attachment_226593" align="aligncenter" width="800"] Africa ICT Right 公式サイトより引用[/caption]ガーナでは、農業がGDPの20%を占め、人口の60%が雇用されているにもかかわらず、最新テクノロジーの導入が限られているため、生産性は低いままだ。
Africa ICT Rightは農業プログラムにて、スマートフォンアプリを通じて、オーガニックで環境に優しい農業技術を手頃な価格で提供。小規模農家のスキルアップを目指すとともに、農村部の生計の持続可能性を高めることを目的としている。
教育プログラム[caption id="attachment_226594" align="aligncenter" width="800"] Africa ICT Right 公式サイトより引用[/caption]ガーナでは不登校率が高く、地方での質の高い教育へのアクセスの制限、資格のある教師の不足などの課題がある。
Africa ICT Rightの教育プログラムでは、学校にコンピューター・ラボを設置したり、STEMの教師にICTを教育や学習に取り入れる方法をトレーニングしたりすることで、教育へのアクセスと質の向上を目指す。
ジェンダープログラム[caption id="attachment_226596" align="aligncenter" width="800"] Africa ICT Right 公式サイトより引用[/caption]ガーナではSTEM分野に在籍する女子学生はわずか32%で、STEM教育における男女格差が依然として存在している。この男女格差は、科学技術分野における女性の参加、進歩、革新を妨げている。
そこでAfrica ICT Rightはジェンダープログラムにて、学校やテクノロジー企業と提携し、STEM分野での機会を追求するためのコーディングやデジタルのスキルとリソースを女子高生へ提供。テクノロジー分野における男女格差を埋めることに重点を置いている。
健康プログラム[caption id="attachment_226590" align="aligncenter" width="800"] Africa ICT Right 公式サイトより引用[/caption]ガーナの出生10万人あたりの妊産婦死亡率は310人であり、妊産婦の健康が差し迫った課題だ。質の高い出生前ケア、熟練した助産師、適切な施設へのアクセスの欠如は、妊婦の予防可能な死亡や合併症につながる。
Africa ICT Rightの健康プログラムは、これらの割合を減らし、医療へのアクセスを向上させることを目指すというもの。
STEMプログラム[caption id="attachment_226595" align="aligncenter" width="800"] Africa ICT Right 公式サイトより引用[/caption]ガーナでは質の高いSTEM教育へのアクセスが限られており、高等教育機関で科学関連のコースを履修している学生はわずか17%だという。限られたリソース、教師不足、時代遅れのカリキュラムにより、学生のSTEMキャリアが妨げられている。
Africa ICT RightのSTEMプログラムでは、最先端のSTEMラボを設立し、STEM教育者となる教師を訓練。教育インフラを整え、生徒の可能性を引き出す。
さらに、エンジニアリング、コーディング、エレクトロニクス、ロボット工学のプログラミングなど、学校向けに放課後STEMクラブプログラムを提供する。
青少年エンパワーメントプログラム[caption id="attachment_226591" align="aligncenter" width="800"] Africa ICT Right 公式サイトより引用[/caption]ガーナでは若者の失業率が12.5%と高い水準でありながら、スキル開発プログラムや経済的機会へのアクセスが限られているため、若者が自分の可能性を発揮する機会が阻害されている。