<ママ友からの宣戦布告>相手の意図が分かり「もしかして……」恐怖ッ!【第5話まんが:夫の気持ち】

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2024年02月08日 12:00  ママスタジアム

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【第1話】から読む。
前回からの続き。半年ほど前の話です。俺はキョウスケ、妻シホと9歳の息子ハルタとの3人暮らしです。ハルタはテニス教室で同じ学年のリクくんと仲が良く、テニス経験者の俺が休日にふたりを教えることもあります。ある日俺はリクくんのお母さん・アヤコさんから高価な誕生日プレゼントをもらいました。いつもテニスを教えているお礼かなくらいにしか思っていなかったのですが、シホに「アヤコさんはキョウスケに気がある」と言われました。聞けば、アヤコさんから「私の方から手は出さないけど、旦那さんから手を出してくるかもね?」と言われたというのです。アヤコさんが俺に好意を持っているだなんて……正直驚いています。けれどふり返ると、それらしい言動がちらほらあったことに気づきました。

テニス教室にハルタを迎えに行った日のことです。コートの外からレッスンの様子をうかがっていると、アヤコさんから急に話しかけられました。なんとなくふわっとした服装で、青いバッグを持っていたのを覚えています。
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何が違うのかまったくわかりませんでしたが、女性がそう言うなら服でも褒めてほしいのかなと思いました。とりあえず見た目の印象で「シックですね」と答えます。

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「正解! 実はキョウスケさんの好きな青を差し色にしたんです」アヤコさんはそう言うと、青く塗ったツメをなぜか俺に向けて見せてきました。このときは「俺の好きな色を覚えているなんて記憶力がいいんだな」としか思いませんでした。
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またあるときはアヤコさんから誕生日プレゼントを渡されました。「どうしてアヤコさんが俺の誕生日を知っているんだろう」とは思いましたが、きっとシホが教えたんだろう、とあまり気にしていませんでした。

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アヤコさんからは「いつもお世話になっているので!」とお礼の言葉がありました。俺がリクくんの面倒をみているのは確かだし、単純に「人になにかを贈るのが好きな人」なのだろうと思って受け取りました。

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けれど、シホから話を聞いた今なら、全部アヤコさんからのアプローチだったのだとわかります。もちろん、アヤコさんとどうこうなりたいという気持ちは少しもありません。なんとか止めてもらわなくては……。夫婦で頭を悩ませ、シホがアヤコさんの夫・ツカサくんに連絡することを思いつきました。
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ツカサくんは真面目そうな男性です。俺よりも年下だということくらいしか知らず、会ったことは数回しかありません。ただ以前メッセージのやりとりをアヤコさんも含めてしたことがあり連絡先を知っていました。

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「すみません、突然連絡して。いつもハルタがお世話になっています」「こちらこそいつもリクの面倒を見てくださって感謝しています」「いえ、俺も楽しんでるので! ところで……」ここからは、シホが考えてくれた文面どおりに送ってみます。

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俺はツカサくんに、誕生日プレゼントのことを知っているかどうかを確かめます。「この間は誕生日プレゼントをわざわざいただいてしまってすみません」そしてツカサくんからの返事は……。
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俺は心のどこかで、ツカサくんから「いえいえ、お気になさらず。良かったら使ってください」というような返事が来ることを願っていました。旦那さん公認のプレゼントなら、単純に「リクくんの面倒をみてもらっていることのお礼」以外の意図はないだろうから……。けれどツカサくんは案の定、アヤコさんが俺に誕生日プレゼントを渡していることを知りませんでした。アヤコさんはツカサくんに内緒でこっそり、俺に高価な誕生日プレゼントを贈ったことがこれではっきりしたのでした。

【第6話】へ続く。

原案・ママスタコミュニティ 脚本・風沢氷花 作画・猫田カヨ 編集・井伊テレ子

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