今回は使わなくなったハンドクリームやボディクリームの使い道をご紹介します。これらの使用期限はどれくらいなのかも、あわせてチェックしておきましょう。
ハンドクリームやボディクリームの使用期限はどれくらい?
開封して何年も経っているハンドクリームやボディクリームが家にある人もいるのではないでしょうか。そもそもハンドクリームやボディクリームの使用期限はどれくらいか、ご存じですか?未開封のハンドクリームやボディクリームの使用期限は2から3年といわれています。あまり長くはないため、安いからと言って大量に買いだめするのは避けましょう。
開封したハンドクリームやボディクリームは、品質を考えると半年から1年以内に使い切ることが理想といわれています。その期間内に使い切れる量のパッケージのものを購入すると良いでしょう。
使い道1:静電気防止剤として
好みに合わず、使い切れていない使用期限内のハンドクリームやボディクリームは、静電気防止剤として使うことができます。
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使い道2:パサパサの髪にヘアクリームとして
余ったハンドクリームやボディクリームは、ヘアクリーム代わりに使うこともできます。テクスチャ(クリームの硬さ)によって使う量は異なってきますが、手の平に少量を出し、水を加えて広がりやすい硬さにして髪全体に塗布すると、パサパサになった髪がしっとりまとまります。
使い道3:かかとのガサガサ防止に
あまり好みの香りではなかったとしても、かかとに塗るのならそれほどにおいを感じません。ハンドクリームやボディクリームをかかとにたっぷり塗って、100円ショップでも買えるかかと保湿用のくつ下を履いておけば、翌日にはしっとりとしたかかとになりますよ。
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使い道4:切れ味の悪くなったハサミに
使用期限をとっくに過ぎてしまっているハンドクリームやボディクリームは、体以外のところに使うようにしましょう。切れ味が悪くなったハサミに塗って、柔らかい布できれいに拭き取ると、油分の力で切れ味が復活します。
使い道5:油で汚れたコンロ周りや換気扇の掃除に
油汚れはハンドクリームやボディクリームの油で浮かせることができます。コンロ周りや換気扇などの油汚れにクリームをたっぷり塗りつけ、スポンジでクルクルと回すように塗り込んでいきます。
その後、濡らして絞った布で拭き上げると簡単に油汚れが落ちますよ。
使い道6:くっつきにくくなった吸盤に
落ちやすくなってきた吸盤には、長年使っているうちに目に見えない傷がついている可能性があります。こうした傷も、ハンドクリームやボディクリームで補修することができます。
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使い道7:革製品のツヤ出しに
ハンドクリームやボディクリームは、革靴や革バッグなどのツヤ出しにも使うことができます。実は補修のプロの中には、革アイテムの汚れ落としにクレンジングオイルを使ったり、保湿にボディクリームを使ったりしている人もいます。クリーム少量を柔らかい布に取り、革製品に塗り込んでいきます。30分くらい経過したら乾いた布で拭き上げます。ただし油分によってはシミになる可能性もあるので、必ず目立たない場所で試してからにしてくださいね。
せっかく買ったものは最後まで使い切ることで節約になります。好みに合わなかったハンドクリームやボディクリームを、ぜひ今回ご紹介したような方法で使い切ってくださいね。
(文:矢野 きくの(節約ガイド))