「プラレール」65周年プロジェクト始動 10年ぶりの新商品や記念イベントなど発表

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2024年02月13日 11:00  ORICON NEWS

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「プラレール」65周年プロジェクト始動
 タカラトミーが13日、都内で『プラレール65周年記者発表会』を開催し、鉄道玩具「プラレール」の65周年『その想像を駆動させる』プロジェクトの内容を明かした。プロジェクトでは、公式アンバサダー企画『プラレールからの挑戦状』の実施や、新商品「連結!E8系つばさ&トミカアーチ踏切セット」の発売、JR東日本との新たなコラボレーション企画『JR東日本プラレールスタンプラリー2024』などが行われる。

【写真】新商品「連結!E8系つばさ&トミカアーチ踏切セット」

 「プラレール」の原型は、金属の玩具が主流であった1959年に、当時の最新素材であったプラスチックの玩具として発売された「プラスチック汽車・レールセット」。象徴的な青いレールは、当時家族が団らんのときをすごした「ちゃぶ台」の上で遊べるサイズ(※曲線レールを8つつなげてできる円の直径が47センチ)で設計された。この規格は65年経った現在でも変わっておらず、当時のレールと最新のレールをつなげて遊ぶことができる。

 1992年には「きかんしゃトーマス」シリーズが仲間入りし、2015年には新幹線車両からロボットに変形する「シンカリオン」が登場するなど、さまざまなメディアミックスも展開。日本でこれまでに発売された商品の種類は累計約1962種類、商品数は1億8698万個以上となる。

 発表会の会場には、貴重な初代モデルをはじめ、歴代の代表的な商品や特別ジオラマ、筑波大学・三谷純教授考案の幾何学プラレールなどが展示されたほか、プロジェクトアンバサダーを務めるタレントの松丸亮吾も登壇した。

 公式アンバサダー企画『プラレールからの挑戦状』は、プラレールを使ったSNSチャレンジ企画。公式アンバサダーの松丸、三谷教授、『一畳プラレール』の提唱者・ぺたぞう氏のほか、2023年夏に開催された『一畳プラレールコンテスト』の入賞者らが参加し、自身のSNSアカウント(YouTubeまたはX)で挑戦状にチャレンジし、それぞれの作品を発信していく。また、同じ挑戦状にチャレンジした一般ユーザーのSNS投稿も募集する。

 新商品の「連結!E8系つばさ&トミカアーチ踏切セット」は、プラレール車両「E8系つばさ」が入ったオールインワンセット(希望小売価格:6380円/税込)。本セットは、山形新幹線の25年ぶりの新型車両「E8系つばさ」のデビューを記念した商品で、運行開始に合わせ3月16日から発売される。また、本セットには、新レール「S字レール」も付属。レール単体での販売も行われるが、プラレールでレール部品が単体販売されるのは10年ぶりとなる。

 コラボレーション企画『JR東日本プラレールスタンプラリー2024』は、4月5日から6月2日にかけて実施されるスタンプラリー。10駅コース(首都圏エリアのJR東日本20駅と、東京モノール2駅)、新幹線コース(3駅:福島駅、軽井沢駅、越後湯沢駅)で参加できる。スタンプを集め、指定のゴール店舗のNewDaysで1会計600円以上の買い物をすると、限定商品や特別なプラレール(数量限定)がプレゼントされる。

 さらに、5月1日から15日間限定で、本スタンプラリーの開催を記念した「山手線プラレール号」が運行(1編成11車両)。本車両は、車体各部にプラレール65周年や本スタンプラリーロゴのデザインなどが施された特別な装いとなる。

 このほか、『プラレール博 in TOKYO』(4月26日〜5月6日/池袋サンシャインシティ)の開催や、JR九州からプラレール初となるNFTの販売、東京モノレール車両の一部がプラレールとのタイアップ装飾となる『プラレール65周年×東京モノレール60周年記念企画』(4月5日〜9月30日)の実施も発表された。

このニュースに関するつぶやき

  • なんで新幹線に踏み切りが付くんだよ?って思ったけど、在来線走るつばさにはあるのか(^^;)
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