<セルフレジで大ゲンカ!>年配の女性の言葉にハッ……!「誰にだって事情があるの」【第3話まんが】

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2024年02月13日 11:51  ママスタジアム

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【第1話】から読む。
前回からの続き。私は3才の息子(アキト)を育てています。幼稚園は来春からなので、いまは子どもと四六時中一緒にいられる毎日に幸せを感じたり、疲れを感じたり……の毎日を過ごしています。ある日100円均一ショップに行ったとき、「ぼくもレジをやりたい!」と言う息子にセルフレジの使い方を教えていたら……。

後ろでレジを待っていた見知らぬ女性に怒られてしまいました。「遅くて周りに迷惑をかけている」と言われても、子どもなんだから仕方ありません。誰にだって子ども時代はあったはずなのに……。その後、私と女性は激しい言い合いになってしまいました。すると近くにいたおばあさんが、私の気持ちに寄り添った言葉で話しかけてくれたのです。
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私の気もちに寄り添ってくれたおばあさんの言葉に思わず涙が出ました。子育ては楽しい一方で、理不尽に感じることもたくさんあります。
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「でもね、このお姉さんの事情も考えたことあるかしら?」「もしこのお姉さんが、あと1分でこのお店を出ないと仕事に間に合わないとか、そういう状況が分かっていたら、あなたは子どもにゆっくりレジを教える?」
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おばあさんの言葉にハッとしました。私は自分の都合を考えるあまり、周りに配慮することを忘れていたのです。
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「でもね、子育てをしている人以外にも、分からないだけでいろいろな事情を抱えている人がいるってことを忘れてはいけないの」

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私はセルフレジを教えることに、なぜこだわっていたのでしょうか。声をかけてきた女性にカチンとくるあまり、大切なことを見失っていたように思うのです。
「いま、あえて後ろの人を待たせてまで子どもに「練習」させる必要は……ないのかもしれないわね」
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私は反省しました。おばあさんの言うことは、もっともだと思います。
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「人に迷惑はかけないとか、危ないことはダメとか、その状況に応じて子どもに「できること」と「できないこと」があるという現実を教えるのが……大切なのかもしれないわね」

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おばあさんの言葉は、そのひとつひとつがとてもゆっくりしていて、それでいてストンと心の中に沁み込んでいくのが分かりました。育児をしていると、どうしても目の前のことに気を取られてしまいます。けれど長い目で考えたとき、子どもに伝えていくべきことは「柔軟性」なのかもしれないな……と感じました。

【第4話】へ続く。

原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・よしはな 編集・塚田萌

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