宮崎駿監督、息子・宮崎吾朗氏のオファーで「ジブリパーク」の新CMの絵コンテを担当

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2024年02月13日 12:07  ORICON NEWS

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新CM「ジブリパーク ゆっくりきて下さい。動く城編」のカット(C)2024 Hayao Miyazaki
 愛知県長久手市にある愛・地球博記念公園内「ジブリパーク」の新エリア「魔女の谷」の開園(3月16日)を記念した新CMが完成した。15秒の間に描かれるのは、「ハウルの城」に良く似た城が火を吹き、音を鳴らし、星がかがやく不思議な世界を歩いていく姿。絵コンテは宮崎駿(※崎=たつさき)が手がけている。スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーは「このCMは宮崎吾朗が父・宮崎駿に依頼して、それに応えたもの」と明かしている。

【動画】新CM「ジブリパーク ゆっくりきて下さい。動く城編」

 演出・原画は、『ハウルの動く城』で作画監督を担当し、『君たちはどう生きるか』にもメインスタッフとしても携わった山下明彦氏。美術は、同じく『君たちはどう生きるか』にも参加し、『ハウルの動く城』で美術監督を担当した吉田昇氏という「ハウル」チームのスタッフ陣によって作られた。

 新エリア「魔女の谷」は、魔女が登場するスタジオジブリ作品をイメージしたヨーロッパ風の街並みのあるエリアで、三方を谷に囲まれ、ジブリパーク最大の敷地面積を有する。『魔女の宅急便』の「グーチョキパン屋」や「オキノ邸」、『ハウルの動く城』の「ハッター帽子店」、『アーヤと魔女』の「魔女の家」といった映画の世界をモチーフにした建物があり、レストランや新グッズなども充実。メリーゴーランドやフライングマシンなどの遊具も楽しめる。

 中でも一際目立つのが、巨大な「ハウルの城」。大きな炉のある居間やハウルの寝室やバスルームなど、作品の世界に入り込めるこの城が、ついにジブリパークに登場する。この開園で、ジブリパークは5 エリア全てがそろうことになる。

 ジブリパークの入園は予約制。チケットは「ジブリパーク大おおさんぽ券」 「ジブリパーク大おおさんぽ券プレミアム」 「ジブリパークさんぽ券」の3種類。詳しいチケット情報は公式サイトのチケットページ( https://ghibli-park.jp/ticket )に掲載されている。


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