毎日映画コンクール表彰式に岡田麿里&鈴木敏夫が出席、受賞の喜び語る

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2024年02月14日 20:21  コミックナタリー

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岡田麿里
第78回毎日映画コンクールで、「アリスとテレスのまぼろし工場」がアニメーション映画賞、「君たちはどう生きるか」が大藤信郎賞を受賞。本日2月14日に東京・めぐろパーシモンホールでは表彰式が行われた。

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表彰式には「アリスとテレスのまぼろし工場」の監督と脚本を担当した岡田麿里、「君たちはどう生きるか」の監督・宮崎駿の代理としてスタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーが出席。壇上で岡田は「アニメ映画への憧れを前のめりに詰め込んだ作品になっています。そのときの葛藤、情熱、迷いなど、いいことも悪いこともすべてが画面に映っています」と述べ、鈴木は「大藤信郎賞は伝統のある賞。亡くなったジブリの監督・高畑勲がこの賞を欲しがっていました。『風立ちぬ』のとき、獲れず悔しいと言っていたのを思い出します。今回選ばれてうれしいです」と語る。なお鈴木は特別賞にも選ばれた。

2023年9月に公開された「アリスとテレスのまぼろし工場」は、MAPPA初のオリジナル劇場作品。製鉄所の爆発事故により時が止まり、“何も変えてはいけないルール”ができた町で暮らす14歳の少年を主人公に物語が展開される。2023年7月に公開の「君たちはどう生きるか」は、あらすじ、予告映像などの情報を事前に明かさないという異例の方針で話題に。戦争中の日本を舞台に、母親を火事で亡くした少年が東京から母親の実家がある村に戻ったことから物語が始まる。

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