アフリカのクリエイターがディズニーとともに手がけたSFアニメ『イワジュ』2・28配信開始

　ディズニーがアフリカ系エンターテインメント企業「クガリ」と初めてコラボレーションしたオリジナル・アニメーションの新作『イワジュ』（全6話）が、今月28日よりディズニー公式動画配信サービス「Disney+（ディズニープラス）」にて、日本初・独占配信となる。

【動画】SFアニメ『イワジュ』予告編

　本作は、近未来のナイジェリア＝ラゴスを舞台にした長編SFシリーズ。裕福な島に住む少女トラと類まれなる技術を独学で身に着けた本土出身の親友コレが、異なる世界に隠された秘密と危険に立ち向かう友情冒険物語。彼らが成長していく姿はもちろんのこと、ラゴスの精神に触発された独特な色彩やユニークな視覚要素、最先端のテクノロジーが登場する近未来的な世界観も見どころとなっている。

　クガリの監督オルフィカヨ・ジキ・アデオラ、同プロダクション・デザイナーのハミド・イブラヒム、文化コンサルタントのトルワラキン・オロウォフォエクを中心に開発された本シリーズは、ディズニー・アニメーションのクリスティーナ・チェンがプロデュースし、脚本はアデオラ・ハドソンとハリマ・ハドソンが担当している。

　キービジュアルには、主人公のトラと彼女のペット、そして親友のコレがニコっと笑う後ろで、何やら怪しい笑みを浮かべる眼鏡をかけた人物の姿も。この人物は誰なのか？何かを企んでいるようだ。

　予告編では、近未来を舞台としているだけあって、最先端の機器や乗り物が数多く登場。終盤では、トラが何者かから逃げている様子や、未知なる武器をつけた女性と対峙するシーンがあり、好奇心旺盛なトラとコレのラゴスへの旅は危険と隣り合わせであることを予感させる。

　『イワジュ』の配信開始にともない、同日より、『イワジュ』製作の舞台裏に迫るドキュメンタリー『イワジュ ストーリー誕生の裏側』の配信も決定。ディズニープラスで独占配信中の『イントゥ・ジ・アンノウン〜メイキング・オブ・アナと雪の女王2』の製作チームが手掛けており、エンターテインメント企業クガリの創設者たちがどのようにしてウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオとタッグを組み『イワジュ』を製作することになったのか、夢の実現までの過程を紹介する。

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