藤子・F・不二雄「好きが全部のルーツになっている」生誕90周年特番、2・18放送

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2024年02月17日 10:24  ORICON NEWS

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藤子・F・不二雄 生誕90周年特別番組『「好き」から生まれた 藤子・F・不二雄の世界』テレビ朝日系で2月18日放送 (C)テレビ朝日
 昨年12月に生誕90周年を迎えた漫画家、藤子・F・不二雄の作品をひも解く特別番組『「好き」から生まれた 藤子・F・不二雄の世界』が、テレビ朝日系(※一部地域を除く)で18日(前10:00〜11:00)に放送される。MCを務める麒麟・川島明は「好きが全部のルーツになっていて、もう一度漫画を全部読み直してみたくなった!」とコメントしている。

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 番組は、「川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム」の全面協力で撮影。川島とともにMCを務めるのは、アイドル界きっての「ドラえもん好き」、BEYOOOOONDS所属・山崎夢羽(※崎=たつさき)。出木杉役も務めている、テレビ朝日アナウンサー・萩野志保子がナレーターとして参加し、ドラえもん尽くしのメンバーで、F氏が創作活動で大切にしていた「好き」というキーワードから、F氏の作品をひも解いていく。

 ドラえもん、パーマン、エスパー魔美など幅広い世代がアニメを見て育ち、今も愛され続ける藤子・F・不二雄作品の数々。今回は貴重な「パーマン」と「チンプイ」のアニメ映像を特別に放送。川島も「チンプイ、見られるの?」と懐かしい映像に興奮。ひみつ道具が好きという山崎は、自前のひみつ道具を持参し、ドラえもん愛を語るひと幕も。思い出深いドラえもんのシーンでは、「こんな小学生いますか?」と川島が感心する、しずかちゃんの大人すぎるせりふのシーンを紹介する。さらに、「ドラえもんとのび太の友情が描かれている作品がすごく大好きなので、何回も何回も見返している!」と山崎のドラえもん愛があふれ出す、感動的なシーンとは?

 F氏の愛用道具を見て「同じ鉛筆を使ったことあるのに、こうも作品を生み出せるのは先生本当すごい」と川島が改めてF氏の創造性を絶賛する場面も。そして、F氏の創作の源「好き」、ともう一つのキーワードも。さらに、それぞれ思い入れのある『映画ドラえもん』を発表。印象に残るシーンなどを熱く語り合う。

 また、「川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム」内のFシアターで今月21日より公開予定のオリジナル短編アニメ最新作の予告映像も放送。3月1日に公開される、最新作『映画ドラえもん のび太の地球交響楽(ちきゅうシンフォニー)』の情報も。今回の映画について、「クラシック音楽をテーマにしているというのを知った時から、ずっとずっと楽しみにしていました」と山崎。「マジで映画館で観た方がいい!」と川島も絶賛する。映画の公開に先駆けて結成された、全国の子どもたちによる「ドラドラ♪シンフォニー楽団」の最新情報もある。

■川島明(麒麟)のコメント

 僕にとって、ドラえもんは“一生の趣味”やなと思っていて、フィギュアも100体以上持っていますが、同じくらい熱量のある山崎さんとこの番組に出られてよかったです。大変ありがたいですね。

 山崎さんたち若い世代の方は、まずリメイク版の映画を見てから、前作を見たりするんですよね。今は簡単に2つの作品を見くらべることができる時代なので、そういう楽しみ方があるということも、この番組を見たら感じると思います。世代をこえて楽しめるのが、「映画ドラえもん」のいいところだなと改めて思いましたね。

 最新作『映画ドラえもん のび太の地球交響楽』では、のび太はもちろん、ジャイアン、スネ夫、しずかちゃんにもあんなにプロ並みの楽器のうで前があったのは新しい発見でしたね。劇中では、全員で演奏して戦うシーンがあるのですが、打撃のようなバトルではなく、演奏というオーケストラで表現されていて、クライマックスのシーンでもあるんですけども、“音楽の力を信じよう!”という想いが伝わってきて本当に泣けるんですよ。そこの名シーンは、ぜったいに劇場の音圧で浴びていただきたいです。

 しばらく頭の中にあのメロディーがこびりつきましたし、自然と「楽器をやりたい」って思うきっかけになる作品だと思いますね。そして、この世に音楽がなかったら、こんなに不幸になるのかと思うくらい、普段からぼくたちの生活は、音楽というものに救われていたんだなと再確認できました。

 僕が特に好きな映画を一つ挙げるとすれば、1985年公開の『ドラえもん のび太の宇宙小戦争(リトルスターウォーズ)』です。この映画はスネ夫がフィーチャーされていて、コンプレックスとして背が低いというのがあるのですが、この作品では敵が小さいので、スネ夫たちは巨人となって戦うんです。ぼく自身、中学生で140センチぐらいしかなくて、クラスでもいちばん前だったのですが、その当時にあの映画を見て、すごく勇気をあたえてもらいましたね。同じようなコンプレックスを抱えていた子たちは、とても勇気づけられたんじゃないかなと思います。

■山崎夢羽(BEYOOOOONDS)のコメント

 川島さんがいらっしゃるのに、わたしがMCなんて…と恐縮していましたが、たくさんサポートしていただき、大変ありがたかったです。F先生の作品は、ドラえもん以外はあまり知らなかったので、今回の収録で気になった作品がたくさんありました。どの作品の話を聞いても、やっぱりドラえもんとつながっているところがたくさんあるので、他の作品を見ても楽しいんだろうなって思いますね。今回の放送では、『パーマン』と『チンプイ』のエピソードが放送されるというのが見どころです。私は実際にテレビでは見たことがなかったので、今回、テレビで見られることはとても貴重だと思います!

 これまで、ドラえもんのひみつ道具って“カメラ”が多いなとずっと思っていたのですが、番組の中で、先生の「好き」というキーワードをたくさん見て、確信に変わりました! 先生が「好き」なものだから、カメラのひみつ道具がたくさんあるんだなと改めて発見しました。私がいちばん好きなカメラのひみつ道具は、「きせかえカメラ」です。着がえたいものにすぐに着がえられる、いろいろな服を着られるというところが魅力ですね。それは、アイドルをやっている私自身の夢や理想でもあるんです。そう考えると、私の人生とドラえもんはいろいろ繋がっているなと思います。

 『映画ドラえもん のび太の地球交響楽』は、音楽をテーマにしていると知った時から、もうずっとずっと楽しみにしていました! 私も本当に音楽が大好きで、劇中のすばらしいオーケストラの演奏をずっと緊張しながら見たので、改めてもう一度、落ち着いて見たいなと思います。また、映画の中で、のび太くんが一生懸命に楽器を練習して、みんなに追いつこうとしているすがたに勇気をもらえました。のび太くんはいつも、がんばったことはちゃんと結果につながるんだよ!ということを教えてくれるので、今回も私も頑張ろう!と改めて気合が入りましたね。

(C)藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK
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このニュースに関するつぶやき

  • 日曜日朝放送で放送されない局も多いようだが、これこそゴールデンタイムで放送すべきである。低俗なバラエティー番組よりも遥かにまし。
    • イイネ!9
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