<やめてよ!>服のなかに手を入れて胸やお尻を触ってくる3歳の娘にイライラする……対処法は?

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2024年02月19日 15:30  ママスタジアム

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わが子が繰り返しやってくることでイライラすることってありませんか? 母親がわが子にイライラするなんて……と思うかもしれませんが、血がつながった親子だって許容できないことはあるはず。だからこそママたちは悩むわけです。
『3歳になる娘がとにかく私の体を触ります。服のなかに手を入れてお尻とかおっぱいを触ってくるんです。触ることでリラックスするのかもしれないけれどムリ。人の体を勝手に触ることはいけないと優しく諭しても、厳しく叱っても効果がありません。どうすればいい?』
小さな子どもが安心を得たくて、無意識にママの体を触ってしまう。筆者の子どもも投稿者さんのお子さんと同じように、服のなかに手を入れてまで体を触ってくる子だったので、ツラいお気持ちはものすごくよくわかります。筆者の場合は二の腕だったのですが、どの部位だろうが、人前で服のなかに手を入れられ触られるのはイヤですよね。それに、今はママだけで済んでいるかもしれませんが、今後うっかり間違って他の人の体を触ってしまっては……などと心配にもなるでしょう。このような子どもの困った、どうすればいいのでしょう。

周りの理解のなさに疲れるママ



「子どもにはよくあること」そのように言われ、片付けられてしまうかもしれないこの問題。投稿者さん自身、周りの理解のなさに苦しんでいるようでした。体を触ってくる子は愛情が足りていないからとか、寂しいから受け止めてあげたらどうかとか……。とにかくママがガマンをすればいいという流れになってしまうのですよね。さらに投稿者さんの場合、同性の子どもであることで、助けを求めても突っぱねられてしまうのだとか。正直なところ、同性だからいいってものでもないですよね。

わが子が体を触ってくる問題、どうすればいい?


よその人にも触ろうとしはじめている投稿者さんのお子さん。つい先日は、保育所の先生の服のなかにも手を入れて触ろうとしたらしく、園長先生からやんわりと注意されたのだとか。これは大変な事態です。成長とともに理解してやめてくれるようになるのかもしれませんが、今、困っているのですからなんとか対策を練りたいところ。

代用品を用意する


筆者がやっていたことは、とにかく代用品を用意することでした。両手が塞がるようなサイズのぬいぐるみやおもちゃ、クッションを持たせる。やわらかくてふわふわした触り心地のおもちゃで体の感触を疑似体験させる。とにかく思いつくことは片っ端からやっていました。しかしこれらは劇的な効果はなく、あくまでも一時的な対処法でした。しかし初手の対策としてはとてもいいと思いますので、まずは代用品になるものを探してみるとよさそうです。1つではなく複数見つけておくことで、飽きたときの代用品となってくれるのではないでしょうか。

両手で手をつなぐ


手が空いていると触られてしまう。これを逆手に取って、手が空かないようにする方法もあります。それが両手握手。触ろうとしていることに気がついたら、右手で子どもの左手をつなぎ、左手で子どもの右手をつないでしまうのです。そのまま手遊びをしたり、つないだ手をゆらゆらさせながら歌を歌ったりなどしてもいいですね。なんでもいいので子どもと手をつなぎ、両手が空かない状態を作ること。一時的ではありますが、触られることを回避できるので、ママの気持ちも少しは楽になるかもしれません。代用品・手をつなぐ、この2つを組み合わせてもよさそうです。

なぜ触るのかを聞いてみる


現在大学生になったわが子に当時のことを聞いてみると、覚えてはいるもののなぜ触っていたのかはまったく思い出せないそうです。おそらく無意識なのでしょう。ただ、当時は「触りたいから」といったような、内容がないことでも理由を聞かせてくれた記憶があります。そこでお子さんに「なぜ触るの?」と、繰り返し聞いてみてください。「寂しいの?」とか「落ち着かないの?」などと聞くこともありですね。理由がわかるだけでもママの気持ちも随分楽になるでしょう。その上で、2回に1回は、触るのではなくハグとか抱っことかにしてもらえるようお願いしてみる。これの繰り返しも意味があるかもしれません。

反撃する


筆者がやっていた対処方法の1つ。わが子が二の腕をもみはじめたら、同じように二の腕をもみ返す。くすぐったがるようにしてみたり、強くもむ/弱くもむを交互にやってみたりなどしていました。くすぐるやり方は、他の対処法と同じく一時的ではありますが、触られることを回避できます。この一時的が少しでもあれば、本当に心の負担が軽減されたので、ぜひやってみてください!

相談先でうまくいかなかったら次へ行こう!専門機関への相談も視野に


困り果てて子育て相談室へ足を運んだものの、理解を得られない結果になった投稿者さん。もう誰にも頼れないと思うかもしれませんが、ダメだったら次へ行こうというマインドで、どんどんいろいろな方に相談してみてください。保育園の先生や園長先生、かかりつけの小児科の先生などに相談してみることもひとつの手です。小児を専門とする精神科医などもいますので、相談だけでもしてみてはいかがでしょう。誰かに相談することで、次に相談できる誰かにつながる可能性もあります。お子さんがおかしいという話ではなく、どこかになんらかの対処法があるかもしれないという宝探しのようなものと考えるといいでしょう。

基本はわかりやすい「NO」の繰り返し



わが子に体を触られることについて、イヤだと感じることは決して悪いことではありません。拒絶したくなるほど苦痛なのですから当然です。解決策の基本は、常に毅然とした態度でNOを突きつけていくことではないかと筆者は考えます。しかし大きな声で「ダメ!」と言ったり、手を押さえたりして、ママが自己嫌悪に陥らないかが心配です。ここで相談してくれている時点で、そのようなことはしたくないのかなと受け取ったので……。

もしガマンの限界を超えそうになったら、思い切って他のきょうだいやパパに触ってくるわが子を託し、その場を離れるなどはできないでしょうか。泣こうが喚こうが、絶対に触らせないと背を向けることはできないでしょうか。毅然とした態度で明確な拒否をし続けながら、ダメだと教え続けるぐらいしかできない現状。だからこそ、なんとか逃げられる瞬間を作ってみてください。別にその場から逃げてもいいですし、少しなら泣かせておいてもいいと思います。それぐらいイヤなのだと伝え続けることが大事なのかなと思います。いつ終わるかわからない問題なので、本当に大変だと思いますが、「ママだからガマンしなきゃ・受け入れなきゃ」なんて思わなくていいのです。教えつつ、断固拒否。これが一番わかりやすい解決への道かもしれませんね。

文・櫻宮ヨウ 編集・荻野実紀子 イラスト・善哉あん

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  • 夜中にパパがやってる事真似してるのに〜なんじゃねーの (´・Д・)」 他に教わる手段はないかと
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