リヴァプールに痛手…前節負傷のC・ジョーンズ＆ジョッタがカラバオ杯決勝を欠場か

　今週末にカラバオカップ決勝を控えているリヴァプールだが、主力選手2名が欠場を余儀なくされる可能性が高いようだ。19日、イギリス紙『ガーディアン』が伝えている。

　現地時間25日に控えるカラバオカップ決勝でチェルシーと対戦するリヴァプール。プレミアリーグ、FAカップ、ヨーロッパリーグ（EL）を含めた“4冠”達成の可能性を残す中、今シーズン限りでの退任を発表したユルゲン・クロップ監督のためにも、まずは1つ目のタイトルを獲得したいところだ。しかし、そんな大一番を前に複数の主力選手のコンディションが不安視されている。

　今回の報道によると、右ひざの負傷によって欠場が濃厚とされているイングランド代表DFトレント・アレクサンダー・アーノルドに加え、ハムストリングに問題を抱えているブラジル代表GKアリソンやハンガリー代表MFドミニク・ソボスライの出場可否も不透明とのこと。また、17日のブレントフォード戦（4−1○）で負傷交代したイングランド代表MFカーティス・ジョーンズとポルトガル代表FWディオゴ・ジョッタについては、チェルシーとの決勝戦を欠場する可能性が高いようだ。

　両選手の負傷の詳細については未だ明らかになっておらず、近日中にさらなる検査が行われる予定だという。両選手が負傷したブレントフォード戦後、クロップ監督はC・ジョーンズについて「すねの下部、つまり足首の上あたりを打撲した。それが何を意味するかはこれから判明するだろう。どんな犠牲を払ってでもプレーしたがる選手なので、それができなかったということは何かがあるに違いない」と言及。担架でピッチを後にしたジョッタについては「おそらく最悪なようだ。写真の見た目もよくなかったと聞いているので、それを確認する必要がある」と重症の可能性を示唆していた。

　なお、ジョッタについては最大で2カ月程度の戦線離脱を余儀なくされる見込みと『ガーディアン』が指摘。同じくブレントフォード戦で負傷交代したウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェスもカラバオカップ決勝を欠場する可能性があるという。