一人暮らしの平均貯金額は?月いくら貯めるべき?

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2024年02月20日 21:41  All About

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一人暮らしの場合は、不測の事態が起きたとき、貯金がないと立ち行かない状態になってしまいます。一人暮らしでは月にいくら貯めるべきなのでしょうか?

一人暮らしでは毎月どれくらい貯金するべき?

「一人暮らしだとなかなか貯金できなくて……」、こんな声をよく聞きますよね? 確かに一人暮らしだと、実家暮らしのときとは違い、家賃や光熱費、食費など、何かと出費がかさむものです。それに、給料が入ってくると、毎月の出費を払い終わったら、誰に気兼ねすることなく、好きなだけお金を使ってしまいがちです。

とはいうものの、病気で入院することになって入院費がかかったり、転職のためにしばらく休職状態になったりと、不測の事態が起きたときには、貯金がないと立ち行かない状態になってしまいます。いざというときのために、最低限生活費の3カ月分の貯金は確保しておくと安心でしょう。

では実際には、一人暮らしでは毎月どれくらい貯金するのが妥当なのでしょうか。データを参考に詳しく解説していきましょう。

20代の平均貯金額は約176万円!

金融広報中央委員会が発表している「家計の金融行動に関する世論調査『単身世帯調査』令和4年調査結果」では、単身世帯の金融資産の状況などを詳しく調査しています。この統計では、平均貯金額や金融資産保有額などを、年代や収入別、地域ごとに確認することができます。

まずは年代別で見ていくと、20代で貯金がない人(※)は42.1%、30歳代では32.4%、40代では35.8%という結果になっています。

※預貯金の合計残高のうち運用または将来の備えがゼロの世帯の割合

この結果を見て「3〜4割の人が貯金できていないんだ!」と安心するのは禁物です。貯金していない人の割合は年々減少していて、さらに貯蓄額を年代別に平均で見ていくと、20代でも176万円も貯金しているという数字が出ているのです。一人暮らしでも、将来のさまざまな出費に備えて貯金をしている人はたくさんいるのです。

●年代別・平均貯金額(金融資産保有額)
※金融資産を保有していない世帯を含む
20代……176万円
30代……494万円
40代……657万円
50代……1048万円

40代にもなると貯金額も大きく跳ね上がり、657万円と20代の約4倍もの貯金ができているのです。世代が高くなるほど、老後の生活資金などの目的のために、貯金額は多くなってきています。

次に、貯金をする目的について見てみましょう。

●金融資産の保有目的(※金融資産保有世帯、複数回答)
1位……老後の生活資金/62.8%
2位……病気や不時の災害への備え/47.2%
3位……とくに目的はないが保有していれば安心/26.6%
4位……旅行、レジャーの資金/19.5%
5位……耐久消費財の購入資金/10.9%
6位……その他/7.6%

このデータは全世代の平均ですが、20代の1位は「とくに目的はないが保有していれば安心」が40.6%、2位は「老後の生活資金」が39.3%、3位は「病気や不時の災害への備え」が35.8%となっています。若い世代でも、漠然としたお金の不安に備えて貯金をしている人が多いことがわかります。

手取りからの貯蓄割合は約13%が平均

それでは実際、一人暮らしの毎月の平均貯蓄額はいくらなのでしょうか。

さきほど紹介した金融広報中央委員会の調査によると、年間の手取り収入から貯蓄に回している割合(臨時収入を含む)は、全世代平均で13%、年代別では20代は16%、30代は15%、40代は16%、50代は13%となっています。

この調査では税引き後の手取り年収の平均額もわかります。税引き後の手取り年収の平均額は、20代で平均235万円、30代で301万円、40代は318万円、50代は285万円です。ということは、例えば20代で平均貯蓄割合の16%を貯金に回すとすると、235万円×16%=年37.6万円なので、1カ月あたりの貯金は約3万1334円が目安になると考えることができます。

それでは、貯蓄割合と手取り年収の平均額のデータを使って、改めて年代別の貯金額を算出してみましょう。

●年代別・貯金額の目安(カッコ内は毎月の貯金額)
20代……235万円×16%=年37万6000円(3万1334円)
30代……301万円×15%=年45万1500円(3万7625円)
40代……318万円×16%=年50万8800円(4万2400円)
50代……285万円×13%=年37万500円(3万875円)

「どんぶり勘定」をやめて家計管理を行うことが貯金をはじめる第一歩

この結果を踏まえれば、自分は貯金ができているほうか、できていないほうか、なんとなく理解できるかと思います。

今まで貯金ができていなくて、「毎月何にお金を使っているかわからない」という人は、どんぶり勘定を改めて、家計管理をすることからはじめましょう。

まずは家計簿を最低1カ月付けてみて、支出の中身を見直します。無駄な支出や節約できる部分などを改善することで、貯金体質に変えることができるのです。

文:滝田 知歩(マネーライター)

広告のディレクター、編集プロダクション勤務を経て、フリーランスの編集&ライターとして独立。現在は多くの雑誌・web等で、お金初心者向けの実践的でわかりやすい記事の編集、ライター業務に携わっている。
(文:滝田 知歩(マネーライター))

このニュースに関するつぶやき

  • 将来のための投資をケチってもいいことはない。でも人生には楽しみも必要だ。笑っていられるくらいの無駄遣いを楽しみつつ、多少のことには動じないくらいの貯金(資産)を維持する。必要額以上貯めても無駄だしね。案配は人それぞれだが。
    • イイネ!3
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