アニメTシャツが人気の古着屋「chillweeb」が原宿に移転オープン

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2024年02月22日 18:02  Fashionsnap.com

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チルウィーブの旧店舗

Image by: Koji Yamada
 東京都世田谷区の代田橋に店舗を構えていた古着屋「チルウィーブ(chillweeb)」が、原宿のURAHARA CENTRAL APARTMENTに移転オープンする。営業開始日は3月2日。代田橋での営業は既に終了している。

 チルウィーブは、2022年5月1日に代田橋にオープン。アニメTシャツを軸に、オーナーが自分で着たいと思うグッドレギュラーやデザイナーズアーカイヴ、テクノ系やY2Kの古着を主に取り扱っている。オーナーは、以前から趣味でアニメTシャツを収集していたchill氏が務めている。同氏は、ポップアップイベントでアニメTシャツを販売した際に即完売したほか、日本のカルチャーを扱う海外のウェブメディアに取り上げられるなど大きな反響を集めたことからアニメTシャツへの大きな需要があることを知り、チルウィーブの出店を決めたという。
 代田橋の店舗は古着屋「ミミック(mimic)」と共同で売り場を構えていたが、想定以上に顧客が増えたことと、chill氏の「自分の世界観を強く反映した古着屋にしたい」という思いから、約1年ほど前から下北沢を中心に新店舗となる物件を探していたところ、折からの古着ブームの影響で賃料が高くなっている下北沢とさほど変わらない賃料の物件を見つけた原宿に移転することとなったという。移転後はチルウィーブ単独店として運営する。
 移転先のURAHARA CENTRAL APARTMENTは、1981年に建てられたアパートをリノベーションした2階建ての商業施設で、古着屋をはじめとした多くのショップが立ち並ぶキャットストリートから一本入った閑静な路地に位置。同ビルの2階にオープンする新店舗は、ミミックと共同で出店していた代田橋の頃よりも店舗面積はやや小さくなるものの、チルウィーブ単独の売り場面積としては拡大する。これまでと変わらずアニメTシャツを軸にするが、アニメTシャツと合わせるための古着も数多く展開し、「アニメTシャツプラスアルファ」を打ち出すという。また、原宿に多い訪日外国人客も意識し、デザイナーズアーカイヴも強化する予定だ。chill氏は「ファッションも好きだけれど、アニメや漫画などのカルチャーも好きな若者に来て欲しい」と語っている。

■chillweeb移転オープン日:2024年3月2日(土)所在地:東東京都渋谷区神宮前3-26-5 URAHARA CENTRAL APARTMENT202公式インスタグラム 山田 耕史 (Koji Yamada) ファッションアナリスト 1980年生まれ。兵庫県神戸市出身。関西学院大学社会学部在学中にファッションデザイナーを志し、大学卒業後にエスモードジャポン大阪校に入学。のちに、エスモードパリに留学。帰国後はファッションデザインコンサルティング会社、ファッション系ITベンチャーを経て、現在フリーランスとして活動中。

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