とある週末、その日も義姉たちに誘われ、子どもたちを大きな公園へ連れていく予定でした。私は週末も仕事が入る場合が多く、かつ親戚付き合いが苦手です。そのため義姉たちとの集まりは夫にお願いするのがほとんどです。
夫が義姉たちとやり取りしているのに気づき、私はメッセージを見ました。
「ねえ、これ私が責められているとか?」メッセージの内容に不安になり、私は尋ねました。「いつも私が顔を出さないし、主催もお義姉さんたちに任せっぱなしだから」
こういった言葉には裏があるもの。いくら夫に義姉たちの対応を任せているからといって、それくらいはわかります。
こうして翌月の週末、みんなで遊園地へ行くことになりました。しかし……。
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急な予定変更にもイヤな顔をせず、「いいよ」と送り出してくれる夫にはいつも感謝しています。私が仕事を頑張れるのも夫のサポートがあってこそなのです。
夫にも義姉たちにも申し訳なく思いました。でも、仕事は仕事です。わが家の収入をメインで稼いでいるのは私なので、会社での信用を失うわけにはいきません。
出張先で夫と義姉たちとのやりとりを見て、義姉たちは怒っているにちがいないと思いました。不安に思った私は、夫に連絡をします。
夫は幼い頃から、義姉たちにあれこれ言われながら育ったようです。義姉たちに意見や反抗をすれば、倍になって返ってくると学び、「面倒ごとになるくらいなら、姉ちゃんたちには何も言わない。反抗もしない」という考えです。
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【第2話】へ続く。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・rollingdell 作画・春野さくら 編集・塚田萌