NISAのつみたて「育休中も投資額を減額して継続」37歳・年収100万円パート女性のコツコツインデックス投資術

2024年から新NISAが始まり、ますます裾野が広がる投資の世界。そして投資の初心者が真っ先に検討するのが長期での積み立てによる資産運用です。時間を味方にできる低リスクな運用方法と言われる一方で、実際に周りの人がどのように積立投資を行ってきているのか、その実態を覗く機会は限られます。

ここではAll Aboutが継続的に募集している「積立投資の実体験エピソード」から、ほかの方が積立投資にどのように取り組まれているのかを紹介。

シミュレーションでは分からないリアルな積立実践エピソードから、ご自身の投資のヒントを見つけ出してください。

37歳・年収100万円パート女性の積立投資の取り組みと運用成績は？

今回は神奈川県に住む37歳女性の資産運用エピソードを見ていきます。

家族構成

本人、夫（37歳）、長女（3歳）、次女（1歳）

金融資産

年収：本人100万円（配偶者の年収は不明）
世帯金融資産：現預金500万円、リスク資産150万円

積立投資実績

（※商品名の詳細が不明なものも原文ママ記載）
・eMAXIS Slim 全世界株式（オール・カントリー）／つみたてNISA：2020年から
・eMAXIS Slim 先進国株式インデックス／つみたてNISA：2020年から

2020年からNISAで積立投資を続けてきたという今回の投稿者。

月々の投資額を尋ねると、全世界株式（オール・カントリー）は「月1万5000円からスタートし、育休中（2021年以降）は月1万円に」、先進国株式インデックスは「月1万円からスタートし、育休中は月5000円に」減額して継続してきたとのこと。家計とのバランスを考慮しながらもコツコツ投資を続けている様子がうかがえます。

約3年経過した現在の運用利益は、全世界株式（オール・カントリー）が「12万円」、先進国株式インデックスが「5万円」と着実に利益が出ている様子。

「金額があまり高くないのでゆっくりと増えていっています。3年程やって、大体掛けた金額の＋17万円ほどになっています。私だけではなく夫にも勧め、夫も2年くらいですが＋10万円にはなっているようです」と説明されています。

37歳・年収100万円パート女性の思う積立投資のメリットや新NISAのプランは？

積立投資を始めてよかった点として、「今のところ増え続けているので、何もしないで銀行に預けるだけにしなくてよかったなと思います」とコメント。

とはいえ、「会社員だったときは気にしていませんでしたが、出産後パートに転職してからは掛け金が少なめになってしまいました。本当は月の満額にしたいですが……」と胸の内を語ります。

積み立てた資金は「子供の学費（大学進学）か老後資金で使う予定」だといい、予定外の出費はなるべく預貯金で対応するつもりとのこと。

新NISAについては、「今まで通り銘柄は変えずにいく」と語られていました。

※カッコ内の回答者コメントは原文ママです
※エピソードは投稿者の当時のものです。現在とはサービスや金額などの情報が異なることがございます
※投稿エピソードのため、内容の正確性を保証するものではございません
(文:あるじゃん 編集部)