生成AI「Gemini」が「Google Workspace」で利用可能に/「Windows 11 2023 Update」への自動アップデート開始

0

2024年02月25日 06:21  ITmedia PC USER

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

ITmedia PC USER

Googleが、Gemini for Google Workspaceの提供を開始した

 うっかり見逃していたけれど、ちょっと気になる――そんなニュースを週末に“一気読み”する本連載。今回は、2月18日週を中心に公開された主なニュースを一気にチェックしましょう!


【その他の画像】


●生成AI「Gemini」が「Google Workspace」で利用可能に


 Googleは2月21日(現地時間)、Google Workspace向けの生成AIサービス「Gemini for Google Workspace」を発表した。日本を含めGoogle Workspaceの提供国で利用できるが、今のところ使用できる言語は英語のみとなっている。


 Google Workspaceでは、従来「Duet AI for Google Workspace」が提供されていたが、「Gemini for Google Workspace」に置き換えられる形だ。Duet AI for Google Workspaceを契約していた場合、自動的に「Gemini Enterprise」(年間契約で月額30ドル/3400円)に更新される。この他、年間契約で月額20ドル(日本では2260円)の「Gemini Business」も追加された。


 機能としては、Gmailやドキュメントでの下書き作成や推敲(すいこう)、スライドでの画像生成など、個人向けのGoogle One AIプレミアムで提供されているものと同等となっている。また、間もなくGeminiとのチャットで、「Gemini Ultra 1.0」の利用も可能になる。これは個人向けに「Gemini Advanced」として提供されているものだ。


●Gemini Advancedを利用できる「Google One AI プレミアムプラン」登場


 Googleは2月21日(現地時間)、個人向けの「Google One AI プレミアム」について、Gmailやドキュメント、スプレッドシートなどでGeminiが利用可能になったと発表した。ただし、現状で利用できるのは英語のみだ。


 Google One AI プレミアムは、2月初めに対話型AIサービス「Bard」を「Gemini」へ改名するのに併せて発表されたGoogle Oneの新プランだ。Geminiにはモバイル向けのNano、無料のGeminiで利用できるPro、そして最上位のUltraがある。


 Google One AIプレミアムの加入者は、対話型AIサービスGeminiでUltra 1.0を使用する「Gemini Advanced」を利用可能となる。


 サービス開始時に、Gmailやドキュメント、スライド、スプレッドシート、Meet(旧Duet AI)でGeminiを利用した下書きの作成や文章の推敲、スライド内で直接画像を生成するなどの機能が発表されていた。


●GoogleがAI「Gemini」のオープンモデル「Gemma」をリリース


 Googleは2月21日(現地時間)、新世代の大規模言語モデル(LLM)「Gemini」のオープンモデルにあたる「Gemma」を発表した。Geminiと同じ技術に基づいて構築されており、利用規約に同意すれば、規模に関係なく商業利用や配布が可能としている。


 Gemmaという名称は、ラテン語の「宝石」に由来する。「Gemma 2B」と「Gemma 7B」という2つのサイズがリリースされている。どちらも事前学習済みモデルとインストラクション・チューニング済みモデルが用意されており、開発者のノートPCやデスクトップPCで直接実行できる。


 また、NVIDIA GPUやGoogle Cloud向けに最適化されているとのことだ。Gemmaは、他のオープンモデルと比較して、そのサイズでクラス最高のパフォーマンスを達成できるという。主要なベンチマークでは、他の大型モデルを上回るとしている。


●NVIDIAが同社製GPUをGoogle「Gemma」に最適化 「Chat with RTX」もサポート


 NVIDIAは2月21日(現地時間)、Googleと協力し全てのNVIDIA AIプラットフォームにおいてGemmaの最適化を始めたと発表した。


 大規模言語モデル(LLM)の推論を最適化するためのオープンソースライブラリ「NVIDIA TensorRT-LLM」を使用し、GemmaのNVIDIA GPU上での実行速度を高速化したという。これにより、開発者は世界中の高性能AI PCで利用可能な1億台以上のNVIDIA RTX GPUのインストールベースをターゲットにできるとしている。


 また、クラウド上のNVIDIA GPUでもGemmaを実行可能だ。これにはNVIDIA H100 Tensor Core GPUをベースにしたGoogle CloudのA3インスタンスや、間もなく提供開始されるNVIDIAのH200 Tensor Core GPUも含まれる。


 この他、一般提供されている生成AIの技術デモである「Chat with RTX」にも、間もなくGemmaのサポートが追加されるとのことだ。


●「Windows 11 2023 Update」への自動アップデート開始


 Microsoftは2月20日(現地時間)、「Windows 11 2023 Update」(Windows 11 バージョン 23H2)が新たなロールアウト段階に入ると発表した。サービスが終了したか、終了に近づいているWindows 11デバイスでは、23H2への自動アップグレードが開始される。


 Windows 11 21H2は、2023年10月10日にサポートを終了済みだ。Windows 11 22H2は2024年10月8日にサポートが終了予定となっている。自動アップグレードはこれらのデバイスが対象となるようだ。


 なお、自動アップグレードといっても、今のところ勝手にアップグレードされることはない。対象となるデバイスでWindows Updateの「利用可能になったらすぐに最新の更新プログラムを入手する」をオンにして「更新プログラムのチェック」を選ぶと、バージョン23H2に更新できる。


●EIZOが「NAB Show 2024」で新型HDRリファレンスモニター初展示


 EIZOは、4月14日〜17日に米ラスベガスで開催される世界最大の放送/映像関連イベント「NAB Show 2024」にブースを出展し、開発中のHDRリファレンスモニターを世界初展示すると発表した。


 開発中のHDRリファレンスモニターは参考出展とのことだが、その詳細は明かされていない。イベントでは他にも、HDR編集ワークフロー用の最新世代モニター「ColorEdge CG2700X/CG2700S」を使用したピクセル検査のライブデモンストレーションや、EIZO独自のColorEdgeカラー管理モニター用のキャリブレーションおよび品質管理ソフトウェア「ColorNavigator 7」の機能を、サードパーティーアプリに組み込むためのColorNavigator APIのデモンストレーションも実施される。


    ランキングIT・インターネット

    前日のランキングへ

    ニュース設定