これが無料!?「カネ払ってでも手に入れたい逸品」文部科学省がウェブ上で公開している教材が話題 教員用副読本だが…初心者にもちょうどいい教科書だって

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2024年02月25日 08:00  まいどなニュース

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(文部科学省ホームページより引用)

文部科学省がウェブ上で公開している無料教材がSNS上で大きな注目を集めている。

【写真】こ、これが無料とは!ゴイゴイスー

きっかけになったのはほげくんさん(@YouWillSeeHoge)の「文科省がタダで公開している情報科学IIの教員用副読本。すべてDLしてタブレットに入れておくだけで実質初学者が最低限説明できるレベルまで学習できる、カネ払ってでも手に入れたい逸品。繰り返すけどタダ。」という投稿。

調べてみたところ、たしかに文部科学省のホームページ「高等学校情報科『情報供拔軌研修用教材(本編)」と、その基礎となる「高等学校情報科『情報機拔軌研修用教材(本編)」を無料で公開している。

無料とは言え市販の教材にも見劣りしないこれらの教材に、SNSユーザー達からは

「TXH!納税分取り返すわ」
「国(行政)って、こちらから探せば色々教えてくれるんだよねえ。自発的失業じゃない時の社会保険料免除の方法とか。こっちから手続きしなくても光熱費を間接的に補助してくれてたりもする。(その情報にたどり着くまでが大変なのは否定しない/あと社会保険料は毎年しれっと値上げしてきよる)」
「データフォーマットの意味と理念から数理モデリング、解析の具体的手法まで高校生対象でここまで網羅してるの素晴らしいな。アドバンスへの入り口としてよく練られてる。問題はこれを使いこなして教えられるレベルの大人が圧倒的に不足している。」
「高校生向けに安く売ってる本を買うのも気が引けるし、色々税金払ってるから堂々これをDLする」

など数々の驚きの声が寄せられている。

投稿した人に聞いた

ほげくんさんに話を聞いた。

ーーこの教材を知った時は。

ほげくん:私自身、日々のニュース等に接する中で自分自身の不勉強を痛感することが多々あります。そんな時、Xでいろいろな方のツイートを追う中で「教科書を読み返すと実は必要なことが全部書いてあるんだぜ」的な事を確認することが多々ありました。

こうして「詳説日本史」「New Favorite I」といった教科書を実際に購入して読み漁っておりました。そんな中、最近の高校で学べる「情報II」は実に専門的なことも網羅しているということを、これまたXのタイムラインから受信し、これを検索してみたところ、この「情報II」の教科書の副読本がPSDファイル形式で文科省のサイトに掲載されていることを見つけ出しました。

早速ダウンロードして読んでみたところ、そのクオリティの高さに驚き、これほどの教材が無料で公開されていることに感動し、その感動のままに駄文をツイートした、という次第です。

ーー投稿の反響へのご感想をお聞かせください。

ほげくん:多くの人が私同様に学び直したいという意識を持っていたところに喜びと共感を感じると同時に、「私の頃にはこんな教材なかった」「今の高校生は深層学習や生成AIまで学ぶのか」といった技術と社会の進歩への驚愕へのコメントに強く頷きました。総じて多くの人がこのような学びの機会を探していて、その一助になれたかと思うとありがたい思いでいっぱいです。

◇ ◇

「情報」に限らず、政府機関がウェブ上で無料提供している教材は数々ある。ご興味ある方はぜひ調べていただきたい。

なおほげくんさんは今回の話題に乗じ、マルティン・ブーバーの『我と汝』、ミッシェル・フーコーの『監獄の誕生』の魅力を世に知らしめたいとのこと。それぞれ近代の西洋思想に大きな影響を与えた名著なので、見識を深めたい方は要チェックだ。

(まいどなニュース特約・中将 タカノリ)

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  • 学校の教科書は緻密に計算されて作られてる。それを解るか否か。その価値に気付くか否か。
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