劇場版『ウルトラマンブレーザー』公開 蕨野友也が再会を約束「皆さんの声援があれば!」 “ヤスノブ”梶原颯が“エミ”搗宮姫奈に大失言

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2024年02月26日 11:22  ORICON NEWS

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映画『ウルトラマンブレーザー THE MOVIE 大怪獣首都激突』初日舞台あいさつより(C)円谷プロ (C)ウルトラマンブレーザー特別編製作委員会
 劇場版『ウルトラマンブレーザー THE MOVIE 大怪獣首都激突』が23日に公開され、蕨野友也(ヒルマ ゲント隊長役)、搗宮姫奈(アオべ エミ役)、内藤好美(ミナミ アンリ役)、梶原颯(バンドウ ヤスノブ役)、伊藤祐輝(ナグラ テルアキ役)、ウルトラマンブレーザーも登場した初日舞台あいさつが同日に開催された。

 『ウルトラマンブレーザー』は、地球からはるか遠くの天体「M421」からやってきた、揺るがぬ正義感を持つヒーロー ウルトラマンブレーザーが、地球防衛隊が設立した特殊怪獣対応分遣隊「SKaRD(スカード)」の隊長を務める主人公・ヒルマ ゲントの、人の命を救うために力を欲する強い心に共鳴して一体化。ウルトラマンに変身する隊長、そして隊員・上官らが織りなすハートフルなヒューマンドラマを、ウルトラマンシリーズならではの最新特撮技術を通して描くSF作品となる。

 公開初日の映画館に駆け付けたファンが会場を埋め尽くし、エンドロールが終わると会場からは大きな拍手がわき起こるなど、興奮漂う中で始まったイベント。特殊怪獣対応分遣隊SKaRD隊員5人が呼び込まれたが、ゲント隊長を演じる蕨野が先に登場。他の隊員たちを“巻いて来た!”と言い「きょうは、みんな来てくれてありがとう!」と何事もなかったかのようにさわやかにあいさつし、会場を和ませた。すると蕨野から、他の隊員たちが来てしまう前にと、ウルトラマンブレーザーへの変身をスクリーンの前で見守った会場のファンと共に変身ポーズをしたいと提案し、「俺と会場のお友だちとの秘密だ」とファンにはたまらない約束を交わした。何度かの練習ののち会場一体で変身ポーズ、さらにウルトラマンブレーザーの声をまねた「へロワ〜ッチ」という会場全員の声に合わせて、鳴り響く変身音に続いて本当にウルトラマンブレーザーが登場。憧れのヒーローが目の前に現れ、会場からは割れんばかりの拍手が起きた。

 そして、ようやく「隊長〜?どこですか?」と隊員たちが遅れて舞台上へ登場しSKaRD隊員5人がそろうと、会場は改めて温かい拍手で歓迎。ウルトラマンブレーザーとSKaRD隊員がそろい踏みとなった後の記念写真撮影では、客席を埋めるファンも携帯電話使って、遠い銀河のブレーザーの“まばゆい光”をともして参加。星の光のように会場中を美しく輝かせた。

 先日行われた本作プレミア上映会でのウルトラマンとの「握手会」復活を皮切りに、ウルトラマンブレーザーが日本全国67の映画館を飛び回り、会場のファンに握手をプレゼントする「ブレーザー劇場握手会」を開催中ということで、この日もまた、次に待つファンの元へ向かうウルトラマンブレーザーを会場全員の「バイバイ!」でお見送りし、改めてここから舞台あいさつがスタートした。

 ついに公開初日を迎え、「おめでとう!」という会場からの盛大な祝福に対し喜びの表情を見せる隊員たち。蕨野は「朝早い時間から会場に来てくれてありがとうございます!」と感謝を伝えつつ、「この作品に詳しい“田口博士(監督)”も皆さんの反応を喜んでいると思います!拍手を送ってください!」と、この日は登壇しなかった田口監督のことも称えた。搗宮は「率直に本当にうれしいです。こうして皆さんの生き生きした顔を見て私も元気をもらっています!」とハツラツとあいさつ。内藤は「皆さんに会えるの楽しみにしていたので…。皆さん、どうでしたか?」と問いかけ、会場から返されたの大きな拍手に満足そうな様子を見せ、「心からうれしいです!ありがとうございます!」と感謝の言葉を伝えた。続く梶原も「すごくうれしいし、安心しました」とほっとした様子。さらに、先日行われたプレミア上映会では感極まって涙を流してしまったことを自分で取り上げて「きょうは泣かへんで〜!」と会場を笑わせた。伊藤は「会場に入った瞬間から皆さんの熱気がすごくて…。大きいスクリーンで観てくださったこと、そして、これまでSKaRDを応援してくれた皆さんがこうして集まって観てくれたこと、副隊長としては本当にうれしいです!」と感慨深い様子で語った。

 続いて話題は劇中のお気に入りのシーンについて。伊藤は「エミとヤスノブがジェットパックで空を飛んでいるシーンが一番かっこいいなと、鳥肌立ちました」と、搗宮、梶原の見せ場をあげると、続く梶原も同じシーンで搗宮を肩車する場面を回想しながら「エミさん、重かったよ」とまさかの発言。ほかの登壇者から笑い交じりの非難をあびる中、「いや、これは褒め言葉で…」とタジタジの梶原は「エミさん(運動神経が良くて)体幹がスゴいから、安定感がスゴかったんです!!」と何とか締めくくり、劇中のSKaRD隊員たちそのままの仲睦まじいやり取りに、会場は爆笑に包まれた。

 内藤は「エミさんとはテレビシリーズではなかなか一緒に戦闘するシーンがなかったので、この作品でかなってうれしかったです」と、アクションシーンが印象的だったと強調し、加えて「あとは、にっくき“タガヌラー”…」と、ファンにはおなじみ、アンリが苦手とする昆虫怪獣の名前をあげ「頑張りました!!」と苦手克服のシーンを振り返った。搗宮は「(アースガロンの)コックピットに乗っているテルアキさんとアンリさんの安心感が頼もしかった」と、隊員全員での怪獣との戦いを振り返った。そして蕨野は「ジュンとのシーンかな」と、ゲントが息子のジュンと会話をするシーンをあげて「日常的なシーンで家族の絆というものが特に表れていると思います!」と、怪獣との戦いだけではないドラマの部分にも見どころがたっぷり詰まっているとアピールした。

 その後も、鑑賞後のファンに対して本編を振り返りながら、それぞれの活躍シーンについてもトークし、劇中で搗宮演じるエミが怪獣に対して発する「地獄に帰る時間だよ」という印象的なせりふや、劇中でSKaRD隊員がテーブルを囲んで焼き肉を楽しむシーンでの伊藤演じるテルアキの“焼き肉奉行”っぷりなどをあげるなど、目の前で繰り広げられる劇中さながらのSKaRD隊員たちのやり取りに、大人から子どもまで幅広い年代のファンが集まった会場も、エピソードごとに目を輝かせて楽しくリアクションしていた。

 トークも大盛り上がりとなる中、最後に会場のファンに対して、伊藤は「きょうは本当にうれしかったです!欲張りですが、また皆さんに会えることを楽しみにしています!」と喜びの言葉を話し、続く梶原は「この映画、何回も観てください!2回3回じゃなく、4回、5回、6回、7回…!!」と、何度も繰り返し楽しんでほしいとテンション高めでアピール。内藤も「観るたびに新たな発見がある作品だと思うので、お友だちや家族を誘ってたくさん観てください!」と呼びかけ、搗宮は「私たちは誰かを守るために日々訓練して強くなろうと思ってます!今日はありがとうございました!」とまだまだSKaRDは続いていくことを笑顔で伝えた。そして最後に蕨野は「皆さんの声援があれば、ブレーザーもSKaRDも皆さんのために、そしてこの地球のために戦うことができます。引き続き、俺たちSKaRD、そしてウルトラマンブレーザーをよろしくお願いします!」と、隊長として力強く呼びかけ締めくくった。

 『ウルトラマンブレーザー』は多くのスピンオフコンテンツも制作され、SNSや動画コンテンツでもファンとの交流も多く行ってきたが、この日のイベントの最後には、ファン参加型のSNS投稿キャンペーンで特に話題となった「SKaRD体操」を隊員たち全員、そして、会場のファン全員で披露。途中には梶原がアクロバットなバク中を見せるなどファンを喜ばせると、それに応えて、劇場の座席でも精いっぱいに手足を動かし参加する子どもたちの姿も多く見られ、この日会場に集まった全員で笑顔で楽しく体を動かし、大盛り上がりとなった舞台あいさつは幕を閉じた。

 そして、本日東京で行われ舞台あいさつを皮切りに、ブレーザーとキャストが日本と、その後はアジアの公開劇場を駆けめぐる舞台あいさつツアー、そしてウルトラマンブレーザーは全国をめぐり「劇場握手会」を行う。舞台あいさつはアジア各地域(インドネシア、タイ、台湾、香港)も対象に実施され、「俺たちが、行く。」 の作品キャッチコピーに合わせて、キャストやウルトラマンブレーザーがアジア地域の対象劇場に登場。鑑賞するファンと本作にまつわる楽しいトークショー等を繰り広げる。

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