先週登場した新製品で一際注目を集めていたのは、Lian Li Industrial のPCケース「O11 Vision Chrome」だ。価格は2万8000円前後(税込み、以下同様)となる。
●PC Master Raceとコラボした、「O11 Vision」の第三のモデル
2023年12月に登場した3面強化ガラス採用のピラーレスケース「O11 Vision」のバリエーションモデルで、フロントと左側面、上面に鏡面加工した強化ガラスを採用しているのが特徴だ。PC Master Raceとコラボしたモデルとなる。
デモ機を展示しているオリオスペックは「マシン内部からの光は外に届くので、そこも計算に入れて組み立てると面白そうです。部屋が明るくてマシン内部が暗いと、ステルスな見た目になりますね」と話していた。
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●挿すだけで使える3000円切りのM.2 SSDアダプターが登場
ストレージ関連では、タイムリーのGroovyブランドからM.2 SSD向けのアダプター「UD-M2IN」が登場している。価格は3000円弱だ。
USB 3.2 Gen 2で接続できるアダプターで、NVMe M.2 SSDを差し込んで使えるのが特徴だ。機器側の端子はUSB Type-Cで、Windows 7以降やmacOS(10.2.6以降)、PlayStation 5などに対応する。また、録画対応TVの外付けドライブとしても使える。
入荷したTSUKUMO eX.は「M.2 SSDを外付けで使えるアダプターとしては最安になりますね。かつコンパクトなので需要はあると思います。ただ、ずっと挿しっぱなしで使うにはやはり物理的に不安定になりますし、熱処理の問題もあるため、そこを踏まえて導入すると便利に使えそうです」と話していた。
●DeepCoolの光らない簡易水冷キット「LSxS ZERO DARK」が店頭に
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冷却パーツで目立っていたのは、DeepCoolの簡易水冷キット「LS-S ZERO DARK」だ。360mmラジエーターを採用した「LS720S ZERO DARK」と240mmの「LS520S ZERO DARK」があり、価格は順に1万8000円強と1万5000円強となる。
CPUブロックにあるロゴ以外のLEDを省いた仕様で、ファンも風量85.85CFMの黒モデルに統一している。基幹部分の仕様は2022年6月から出回っている「LS」シリーズと同じだ。
入荷したドスパラ秋葉原本店は「より安価にDeepCoolの水冷を導入したい人に良い選択肢ですね。CPUブロックが比較的コンパクトで組み込みやすいのもメリットだと思います」と評価していた。
●GeForce RTX 4070 SUPERのProArtカードがデビュー
グラフィックスカードでは、ASUS JAPANからGeForce RTX 4070 SUPER搭載の「ProArt GeForce RTX 4070 SUPER 12GB GDDR6X OC Edition」が登場している。価格は13万円弱だ。2.5スロット厚の3連ファンクーラーを採用しており、カード長は約300mmとなる。
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入荷したTSUKUMO eX.は「ROG Strixほどではないものの、ProArt好きなユーザーは増えているので、仕様やデザインを好んで指名買いされるかなと期待しています」と話していた。
また、ドスパラ秋葉原本店には系列店専売のMSI製マザーボード「PRO B760-P WIFI DDR4/TW」が入荷していた。価格は1万7980円だ。Intel B760チップセットを搭載したATXモデルで、4基のDDR4スロットやWi-Fi 6Eの無線LAN+Bluetooth 5.3などを搭載している。
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