“世界最高齢の犬”ギネス記録取り消しに、誕生日を証明する決定的な証拠なし

“世界最高齢の犬”ボビの記録が取り消しとなった。31歳165日の生涯を送ったとされていたボビだが、ギネスワールドレコーズ（GWR）が同記録に証拠がないという決定を下した。

GWRは最近、同記録の妥当性について疑問が挙がったことで調査を開始。ポルトガルに住み、昨年10月に亡くなった「ラフェイロ・ド・アレンティジョ」という犬種のボブに関して、年齢の証明に使われたマイクロチップは十分な証拠とならないと判定した。

GWRはこう発表している。

「ボビの誕生日を証明する決定的な証拠がありませんでした」
「決定的な証拠がない現在、ボビが記録保持者に留まることは不可能です」

GWRから同記録保持者として繰り上がる犬の発表はまだされておらず、ボビの飼い主だったリオネル・コスタさんもタイトルはく奪に関してコメントをしていない。

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