“言うこと聞かないと おばけがでるよ!”は心理的な暴力「弊害や副作用が多すぎる」

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2024年02月27日 06:00  ORICON NEWS

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恐怖心が強いと攻撃的に…
 子育て世代に寄り添うSNS投稿が注目を集めている教育評論家の親野智可等氏が、親から子どもへの声かけをテーマに執筆した書籍『ちょっとしたひと言が、子どもを伸ばす・傷つける 親の言葉100』(グラフィック社刊)を発売した。親の「イライラ」から出る言葉、「つい」使ってしまう言葉をもとに、子どもへの“伝わり方”を解説した内容で、現役小学校教師時代から40年以上も親と向き合ってきた著者だから生まれた、言葉のメソッドが満載となっている。同書から、つい子どもに対して声をかけてしまいがちな「おばけが出るよ」というセリフの影響について解説したポイントを、一部抜粋・編集して紹介する。

【画像】「ぼくはダメな子なの?」と感じた親の言葉

■おばけや鬼で脅さない。恐怖が強いと攻撃的になる

 「地獄の絵本」や「鬼からの電話アプリ」を使ったら、子どもが言うことを聞くようになった、という話を聞くことがあります。しかしこれは心理的な暴力。恐怖をもとにしつけたり、コントロールしたりしていると、いろいろな弊害・副作用がでてきます。

 まず、目に見えない部分で、心の傷・心的外傷・トラウマをつくってしまう可能性があります。「地獄の絵本」を読んで、トイレに行くのが怖い、夜が怖いという子どもは多いです。

 また、恐怖の反動は攻撃であり、恐怖心が強いと攻撃的になります。子ども時代は、毎日親の愛情を実感しながら安心してしあわせに過ごせることがいちばん。「鬼っているの?」と聞かれたら「鬼なんていないよ。たとえ鬼が来たとしても追い返しちゃうよ。ママが守ってあげるから大丈夫」と言ってあげましょう。子どもが安らぐことを優先して。

 本当の道徳や倫理観は、恐怖心ではなく愛をもとにして育つのですから。

 これも同じです。
・「約束を守らないと地獄に堕ちるよ」
・「ケンカすると鬼が来るよ」

■親野智可等(おやのちから)
教育評論家。本名・杉山桂一。長年の教師経験をもとに、子育て、親子関係、しつけ、勉強法、家庭教育について書籍・ネット・新聞・テレビなどで具体的に提案。最近では、子育て世代に寄り添ったSNS投稿が話題。「ハッとした」「泣けた」など、多くの支持を得ており、全国各地の小・中・高等学校、幼稚園・保育園のPTA、市町村の教育講演会、先生や保育士の研修会でも大人気となっている。著書多数。人気マンガ『ドラゴン桜』(講談社)の指南役でもある。

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  • 子「鬼っているの?」母「いないよ。だからDX日輪刀なんて買わなくて大丈夫。こっちのオージャカリバーにしておきなさい。放送終了直後で安いから」父「CSMのファイズエッ」鬼「よくないなぁこういうのは」
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