アナ雪、ラプンツェル、ピーターパンの世界へ! 東京ディズニーシー新エリア「ファンタジースプリングス」セレモニーを開催

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2024年02月27日 14:58  ねとらぼ

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ミッキー&ミニーはファンタジースプリングスの新衣装で登場

 東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドは2024年2月27日、東京ディズニーシー8番目のテーマポート「ファンタジースプリングス」のグランドオープン100日前を記念したお祝いのセレモニーを開催しました。このセレモニーではオリエンタルランドの代表取締役会長(兼)CEO 高野(高ははしごだか)由美子氏、そしてミッキーマウス&ミニーマウスも登場し、グランドオープンが間近に迫ってきたことを感じさせる豪華な内容となりました。


【画像30枚超】新エリアの模型やグッズを見る


●セレモニーではミッキー&ミニーも登場


 セレモニーでは東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランド代表取締役会長(兼)CEO 高野由美子氏、そしてウォルト・ディズニー・カンパニー ディズニ―・パーク・インターナショナル プレジデント&マネージング ディレクターのジル・エストリノ氏が登壇し、新エリアに対する期待を述べました。


 高野氏は東京ディズニーシー、ファンタジースプリングスが2024年6月6日にグランドオープンに至るまで、構想期間を含め約10年間の期間がかけられていることに触れ、これが東京ディズニーシー建設に次ぐ3200億円規模の開発であるとともに、「日米の垣根を越えた強力なパートナーシップのもと、世界に誇れる新たなディズニー・ファンタジーの世界を作りあげた」と述べました。現在、ファンタジースプリングスの各施設は総仕上げの段階にあり、4つのアトラクションは長時間の耐久テストの段階にまできたとのことです。


 そしてジル・エストリノ氏はアナとエルサ、ラプンツェル、そしてネバーランドの世界に入りこめる特別な空間を作り出せたことについて「オリエンタルランドとの特別なパートナーシップがあってこそ。両社の力を合わせた、魔法のような新しい体験をぜひ楽しんでほしい」と述べました。


●東京ディズニーシー8番目のテーマポート「ファンタジースプリングス」って?


 今回のセレモニー開催と同時に、ディズニーの“イマジニア”(エンジニア+イマジネーションの造語)が作った、1/25サイズのエリア模型も公開されました。これをもとに、2024年6月6日にオープンするファンタジースプリングスを見てみましょう。


 このエリアには、ファンタジースプリングス・エントリーウェイと呼ばれる場所から入ります。魔法の泉がゲストをお迎えする場所で、ピーターパンやアナ&エルサ、ラプンツェルなどが岩で表現されています。


 まずは映画「アナと雪の女王」のその後、幸せが訪れたアレンデールを基にした「フローズンキングダム」をご紹介しましょう。映画のストーリーをたどるアトラクション「アナとエルサのフローズンジャーニー」ではボートに乗り、「真実の愛」が凍った心を溶かす、壮大かつ心温まる姉妹の物語を、映画の名曲と共に楽しめます。


 アトラクションを紹介するパネルには、戴冠式のエルサと絵画の前に立つアナが確認できました。この後、アトラクションではレット・イット・ゴーのシーンが用意されているとのことですが、イマジニアは「新たな特殊効果と音楽体験で氷の城ができるが、詳しくは秘密。とても素晴らしいシーンなのでぜひ体験してほしい」と述べていました。


 アレンデール城の中には、屋内のダイニングエリアのほか、遠くにフィヨルドの崖や山が見える屋外ダイニングエリアを持つレストラン「アレンデール・ロイヤルバンケット」、そして映画に登場するサウナ付きの山小屋の主人、オーケンが経営する「オーケンのオーケーフード」がオープンします。


 映画「塔の上のラプンツェル」をテーマにした「ラプンツェルの森」では、長い髪のプリンセス、ラプンツェルが小さい頃から暮らしていた塔がそびえています。


 アトラクション「ラプンツェルのランタンフェスティバル」では、年に一度のランタンフェスティバルへと向かう、ロマンティックなボートの旅で“今までで最高の日”を過ごす道のりを追体験します。公開されたモデルでは、ライドに乗る部分は屋外に設置されており、塔の下にはフリン・ライダーとマキシマスが、塔の上にはラプンツェルがいるのが確認できました。アトラクションにて、ラプンツェルは髪を輝かせる魔法を特殊効果で表現しているとのことです。


 また、酒場の荒くれ者たちが集うレストラン「スナグリーダックリング」では、さまざまな雰囲気のダイニングエリアで食事が楽しめます。このレストランも映画の後の話で、荒くれ者たちの夢もかなったその後が表現されているとのことです。壁にはラプンツェルが描いた新たな絵も用意されています。


 映画「ピーター・パン」をテーマにした「ピーターパンのネバーランド」では、海賊船を散策したり、隠れ家で食事をしたり、仲間と一緒に海賊に立ち向かう大冒険を体験できます。アトラクション「ピーターパンのネバーランドアドベンチャー」では、冒険心いっぱいの元気な子どもたちの集団、ロストキッズの一員となったゲストが、ピーターパンやティンカーベルとともにフック船長と海賊たちからジョンを救出する、ネバーランドを舞台にした壮大な冒険の旅に出発します。


 ロストキッズが漂流した船の残骸などを集めてつくったレストラン「ルックアウト・クックアウト」では、ネバーランドの素晴らしい景色を眺めながら食事ができます。


 また、「ピーターパンのネバーランド」には、ティンカーベルが暮らす妖精の谷ピクシー・ホロウがあります。アトラクション「フェアリー・ティンカーベルのビジーバギー」では、春夏秋冬4つの季節に分かれたピクシー・ホロウのさまざまな場所に荷物や小包を配送するティンカーベルを手伝います。


 そして、新エリアが登場するのと同時に、新たなホテル「東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテル」も登場します。魔法の泉を囲む、ファンタジースプリングスの雰囲気を感じながら滞在できるホテルで、東京ディズニーリゾートで最上級の宿泊体験が提供される「グランドシャトー」と、デラックスタイプの「ファンタジーシャトー」の2棟で構成されます。グランドシャトー宿泊ゲストのみが利用できるレストラン「ラ・リベリュール」ではスマートカジュアルのドレスコードがあるなど、大変な話題になりました。今回の展示では、キャストコスチュームやアメニティなどが初公開されています。


 加えて、東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテル宿泊者は特別なチケット「1デーパスポート:ファンタジースプリングス・マジック」が購入でき、このチケットではファンタジースプリングスのアトラクションを短い待ち時間で利用できることも話題です。本チケットは大人2万290円〜2万5900円ですが、通常のチケットでもファンタジースプリングス内アトラクションのスタンバイパス(無料)もしくはディズニー・プレミアアクセス(1アトラクション/1回につき2000円)があれば入場が可能です。


●2024年4月9日からはスペシャルイベントも


 グランドオープンに先駆け、東京ディズニーシーではスペシャルイベント 「ドリーミング・オブ・ファンタジースプリングス」を開催します。2024年4月9日から6月30日まで開催されるこのイベントでは、グリーティングや特別グッズ、メニューも登場予定です。特に話題なのは、一部ワゴンで提供されるポップコーンボックスにグランドオープンまでのカウントダウンがプリントされていること。毎日集める人も出てくるかもしれませんね。


 東京ディズニーシーの新エリア「ファンタジースプリングス」およびホテル「東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテル」は2024年6月6日にオープンします。東京ディズニーリゾートの歴史の中でも最大級のエリア拡張。個人的にも本当に楽しみにしています。


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