ベネッセ、“AIしまじろう”を開発 1万人に無料でモニター提供「しまじろうに命を吹き込み“らしさ”を再現」

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2024年02月27日 16:57  ORICON NEWS

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ベネッセとソフトバンクロボティクスが共同開発した「AIしまじろう」 (C)oricon ME inc.
 ベネッセが27日、「こどもちゃれんじ」の人気キャラクター・しまじろうを活用した幼児向け会話型生成AIサービスを開始することを発表した。ロボットのPepper(ペッパー)で知られるソフトバンクロボティクスが共同で開発し、5月より年少向け講座「こどもチャレンジ ほっぷ」4月号受講者から抽選で1万人に無料でモニター提供する。

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 同サービスは、「こどもちゃれんじ」で培った35年にわたる幼児教育の知見を活かし、「言葉の豊かさ」を育むことを目的に開発された。しまじろうと自由に会話できる「おしゃべり」機能を始め、ごっこ遊びや連想ゲーム、読み聞かせなど、全機能で英語にも対応し、しまじろうと会話しながら言葉を身につけられる。また、しまじろうとの会話や遊びの中で見えた興味や感情をAIが分析し、親は専用サイトでレポートを閲覧できる。

 ベネッセホールディングス専務執行役員CDXOの橋本英和さんは、「現時点のレベルでは、可能不可能なことがあり、チューニングし続けます。これまでの知見やノウハウに加え、今回1万人のデータが集まるので、お客様と一緒に磨き上げていきます」と研究開発という位置づけでスタート。生成AIを取り巻くさまざまな問題もある中、子どもに不適切な言葉など、情報の保護も行われている。

 ソフトバンクロボティクス取締役CMOマーケティング統括担当の蓮実一隆さんは、「35年育ててきたキャラクターを汚してはいけない緊張がある中、しまじろうの個性的な声や話し方を再現するのは、相当大変な思いをした」と振り返る。1000個の音声データを作成し、しまじろうの家族や友達、好きなものなど、さまざまな方法で“らしさ”が再現された。

 また蓮実さんは、「上手く質問できない子どもに、しまじろうの方から話しかけるシステムを作りました。知っている言葉だけでなく、日々の生活の中で良い習慣をつけるような言葉も入れています。生成AIというと難しく感じるかもしれないが、しまじろうに命を吹き込み、毎日遊んでもらえるようにモニターの皆さんのご協力を得て成長させていきたい」と意気込む。

 AIしまじろうは、専用のスマートフォンアプリとスマートフォンをホールドできる専用の「しまじろうぬいぐるみ」を組み合わせて使用。ぬいぐるみにAIスピーカーを入れることも検討されたが、橋本さんは「コストや手軽さといった現実的な課題があった」と言う。

 今後については、「幼児の言葉は、聞き取ることが難しい。その自動音声認識の一番難しいところからスタートしているので、年齢の高い順から製品化するかを検討している」(橋本さん)とコメントした。

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