米大リーグ(MLB)のドジャースの大谷翔平選手(29)が27日(日本時間28日)、ホワイトソックスとのオープン戦(米アリゾナ州グレンデール)に「2番・指名打者」で先発出場し、3打席目に左翼へいきなり2ランを放った。これにネット上では“ガブリアス大谷”が再び話題になっている。
【動画】すげぇ…ガブリアス打法!ホームラン打つ瞬間の大谷翔平 “ガブリアス大谷”とは、大谷のプロフィールが人気ゲーム『ポケットモンスター』に登場するポケモン「ガブリアス」と身長・体重などが同じで、『2023 WORLD BASEBALL CLASSIC(ワールド・ベースボール・クラシック』(以下、WBC)開催時に話題になったもの。
「野球日本代表 侍ジャパンオフィシャルサイト」のプロフィールを見ると、大谷の身長は193センチ、体重95キロと公表。一方、ポケモンのガブリアスもポケモン図鑑にて高さ1.9メートル、重さ95キロと表記されており、大谷選手とガブリアスの身長・体重は同じだとわかる。
また、ガブリアスが初登場したのは、ゲーム『ポケットモンスター ダイヤモンド・パール』(2006年)の北海道をモデルにした「シンオウ地方」で、大谷も北海道日本ハムファイターズでプレー経験があるなど、お互い“北海道”に繋がりがある。
身長、体重、北海道など…共通点が多いことに当時、「大谷翔平 身長体重ガブリアスで草」、「朝から息子が大谷がガブリアスと同じ体重と身長と言うのでもうポケモンにしか見えなくなってます」、「大谷翔平選手とガブリアスの身長と体重が同じと聞いて、大谷翔平がどんなに強いかがよくわかった」「もう、応援で叫んじゃうよ。『いけー! ガブリアス大谷!』って」「大谷ガチのガブリアスやん 誰が止めれるんマジで」などと反応。SNSでは「ガブリアス」が一時、トレンド入りする盛り上がりを見せていた。
なお、ガブリアスはポケモン界で強いポケモンの位置付けで、ゲーム内では、シンオウ地方のチャンピオンであるシロナの相棒ポケモンとして登場。アニメでも、ポケモン世界大会の準決勝で、主人公のサトシとシロナが対決した際にも登場し、シロナのエースポケモンとしてサトシのポケモンたちを追い詰めていた。
そんな背景がある中で今回、大谷は相手投手から95マイル(約153キロ)の6球目をとらえて、打球速度102マイル(約163キロ)のホームランとなった。
実はガブリアスのゲーム内の種族値は防御が95、素早さが102となっている。今回のホームランも95マイルの球を打ち返し、102マイルの打球速度になるなど、まさにガブリアス打法となった。
これにネット上では一部で「大谷さん、ガブリアスやで…」「ガブリアス大谷すごい」などと反応した。なお、試合で着たユニフォームの色も少しガブリアスに似た色をしている。