旧車にカーナビはあり? なし? 『サバンナRX-7』オープンカーに取り付けられた“画面がない”カーナビとは?

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2024年02月29日 17:00  ORICON NEWS

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Pioneer(パイオニア)ブースに展示された『マツダ サバンナ RX-7』(オープン仕様)と、同社夏川里紗氏 (C)oricon ME inc.
 2月17日、18日にパシフィコ横浜で開催された日本最大級のクラシックモーターショー『第15回Nostalgic 2days 2024』(ノスタルジック2デイズ)。80年代後半に一世を風靡した『マツダ サバンナ RX-7』の黒のオープンカーを展示したのは、カーオーディオ・カーナビのメーカーとしても知られるPioneer(パイオニア)。

【写真】”走り屋”感のあるメーターも装備…『サバンナ RX-7』内装

「この車には、カーナビ、ドラレコ、セキュリティ、Wi-Fi(スポット)を兼ねられる『NP1』というオールインワン車載器を装備しています」(同社 夏川里紗氏)

 旧車を所有する際、多くの人が頭を悩ませるのが車内の装備をどうするか。利便性を考えてカーナビやカーオーディオを取り付けたり、昨今の安全面を考えてドラレコやセキュリティーを付けたいという気持ちがある一方で、何も変えずに当時の内装をそのまま残したいという思いも捨てきれない。『NP1』は一見ドラレコのような見た目だが、必要最小限の取り付けでこれらをカバーしてくれるということで、多くの旧車ユーザーが興味を持ってブースを訪れていた。

 そもそも“画面(ディスプレイ)がない”のに、どのようにしてカーナビの役割を担うのだろうか?

「『スマート音声ナビ』という機能がありまして、『NP1、〇〇に行きたい』というだけで、そこまでのルートを設定して音声で案内してくれます。カーナビだとどうしてもディスプレイの地図ありきの案内になって、『〇〇メートル先、右折』というような案内になるケースも多く『どこ、どこ?』と分からなくなることも多い。この『NP1』では、信号機のカウントで『3つ目の信号を右です』など、よりわかりやすく、ドライバーが案内を聞くだけで認識できるような仕様にしています。もちろん、間違いがないように『〇〇を通るルートです』と音声でそのルートの確認もします。高速道路を通りたくなければ『NP1、下道(したみち)で行きたい』と伝えれば問題ないですし、途中の経由地を伝えるとそこを通るルートに設定できます」

 音声のみの案内は不安という人には、スマホなどで見られる専用のアプリと連動することもでき、地図を見ることも可能。また、アップルカープレイやアンドロイドオートにも対応していたり、アレクサとも連携も可能となっている。このナビ以外にも、ドラレコやセキュリティの機能も充実しているという。

「本体の前後にカメラが付いてまして、前方が130度、後方が124度の画角を持っているので、車の側面もある程度カバーすることができます。別売りの駐車監視用のケーブルを付ければバッテリーから直接電源を取ることができ、エンジンを切って駐車している最中の記録を残すこともできます。また、遠隔で衝撃を検知したときにスマホにプッシュ通知を送り、そこから車が今どんな状況かリアルタイムで確認できます。これらの映像は、マイクロSDカードだけでなく、クラウドにも保存されます」

 昨今社会問題になっているあおり運転や駐車中の当て逃げされたときにも記録を残すことができる。2022年3月の発売から2年が経過しようとしているが、徐々に浸透してきているという。

「旧車や輸入車は、車内の雰囲気をなるべく当時のまま残したいと考える方が多かったり、そもそもナビを取り付ける場所がなかったり、DINというオーディオの規格にハマらなかったり、規格が合ってもナビを取り付けるには下過ぎて目線の移動が危なかったり。さまざまな理由からこれまで避けてきた人が多くいらっしゃいます。またカーナビ、ドラレコ、セキュリティと別々で付けると結構な金額になってしまう。それらをひとつでカバーできるということで旧車や輸入車オーナーからそれ以外の方々まで、幅広くご好評いただいています」

 なお、『NP1』のメーカー希望小売価格は65,780円。3月末までのキャンペーン価格で39,800円(公式オンラインショップ)となっている。

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