来季の新潟加入内定が発表済みの東洋大DF稲村隼翔、今季も特別指定選手に認定

　アルビレックス新潟は29日、東洋大学に所属しているDF稲村隼翔について、27日付で新潟が受け入れ先となるJFA・Jリーグ特別指定選手としてJFA（日本サッカー協会）より認定されたことを発表した。同認定を受けて、稲村は今季のJリーグ等の公式戦出場が可能となる。

　稲村は2002年5月6日生まれの現在21歳。スピードが武器でビルドアップでもチームに貢献できる左利きのセンターバックだ。FC東京U−15深川出身で、その後は前橋育英高校へ進み、第98回全国高等学校サッカー選手権大会でも2年生ながらメンバーに入った。高校卒業後は東洋大学へ進学。昨年6月には2025シーズンからの新潟加入内定、および同シーズンのJFA・Jリーグ特別指定選手認定が伝えられていた。なお、昨季の新潟の公式戦では出番がなかった。

　今シーズンも、背番号は昨季と同じ「45」に決定した。稲村はクラブを通して、次のように意気込みを明かしている。

「今シーズンも特別指定選手に登録していただきました、東洋大学の稲村隼翔です。今年こそは、"てっぺん"を目指すチームの一員として勝利に貢献できるように頑張ります」

「また、大学サッカーでプレーする姿も応援していただけると嬉しいです。2024シーズンもよろしくお願いします！」

　2024明治安田J1リーグの開幕戦で、新潟は24日に敵地でサガン鳥栖戦と対戦した。試合は立ち上がりの時間に先手を取られたものの、前半アディショナルタイムにFW谷口海斗が同点ゴールを挙げると、後半に入った54分にはDF新井直人が逆転ゴールを決め、2−1と逆転勝利。白星スタートを切っていた。次節、新潟は3月2日にガンバ大阪をホームに迎える。