開幕投手最有力候補のDeNA・東克樹、3回無失点3奪三振と安定感抜群の投球を見せる

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2024年03月02日 15:06  ベースボールキング

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DeNA・東克樹 (C)Kyodo News
DeNAは2日、オープン戦でソフトバンクと対戦。開幕投手筆頭候補の東克樹が先発し、3回無失点3奪三振と着実な投球を見せた。

盤石のピッチングだった。東は1回、1番周東佑京をスライダーでピッチャーゴロに打ち取ると、2番柳田悠岐もスライダーで空振り三振に仕留めた。3番近藤健介はルーキー石上泰輝の好プレーもありセカンドライナーに抑えた。

2回は4番山川穂高をフルカウントからショートゴロに仕留めたが、5番中村晃に直球をセンター前に運ばれる。続く6番井上朋也は見逃し三振に抑えるが、7番今宮健太に三塁線を破るツーベースヒットを打たれる。二死一・二塁とピンチを迎えるが、テンポを崩さず丁寧な投球を続け、8番牧原大成をセカンドゴロと無失点で凌いだ。

3回はさらにコントロールが冴え渡る。9番谷川原健太をキャッチャー山本祐大が構えたところにずばりと決まる直球で見逃し三振に打ち取り、1番周東は初球をセンターフライに仕留める。2番柳田にセカンド強襲の内野安打を打たれるも、代走緒方理貢が二盗を狙ったところで山本がストライク送球を見せアウトに取った。

北九州は気温が冷え込む中だったが、東らしい緩急を使った丁寧な投球が光った。山本のミットもほぼ動くことなく打者を打ち取っていき、開幕投手へ向けて抜群の安定感を見せた。

 
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