タキシードやドレスの中で1人だけTシャツ姿……!? 大阪音大の卒業公演チラシに現れた一般男性の真意とは

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2024年03月02日 20:23  ねとらぼ

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ねとらぼ

なんか左下に違和感?(希望により編集部にて画像の一部を加工/画像提供:石脇陽太さん)

 格調高い音大の卒業公演の広告で、他の出演者がドレスやタキシードを着ている中、フツーのTシャツを着用した人が出現。あまりにも空気感の違う画像に、戸惑いと笑いが集まっています。


【その他の画像】


●タキシードやドレスの中で1人だけTシャツ?


 注目を受けたのは、大阪音楽大学の卒業公演の出演者の画像です。音大の卒業公演ということもあり、ほとんどの人はドレスやタキシード、もしくは落ち着いた感じの「よそ行きの服」を着用しています。


 が、左下の石脇陽太さんだけは平沢進オンラインショップで販売している柄物のオレンジTシャツを着用。髪型も普段通りといった感じで、もはやバイトの履歴書で見るような感じの仕上がり感になっています。


 投稿を見た人からは「1人だけ車の免許証みたい」「逆に物凄い演奏聞かせてくれてそう」「ある意味一番目立つし名前も覚える」といった反応が続出。投稿は1.8万リポストを集めた他、ファンアートを描く人まで出ています。


 なぜこのような姿で写真を掲載したのか? 石脇さんに直接お話を伺ってみました。


●なぜこのような姿に?


 今回の写真についてですが、決して何も知らされていなかった訳ではなく「普段の格好で写真を撮ろう」と思って、意図的に提出したそうです。


 とはいえ、基本的には「仲間の呆れ顔を見るために何気なく投稿した」ものだったため、バズった当初は「何がこんなにウケているのか分からない」と思っていました。しかし批判よりも「好感が持てる」「音大の偏見が消えた」といった肯定的な意見を多くもらえたことに救われたとのこと。


 石脇さんによれば「卒業演奏というのは音大生の中でも花形」であり、そう簡単に出られるものではありません。そんな大一番のイベントだけに、大学の職員からはしっかり確認の電話もあったのですが、他の人の様相も確認した上で自信を持って「このままで良い」と返答したそうです。


 本人によれば「4年間をかけた壮大なフリとオチとしてこの大一番を機能させたことはそういう覚悟の一つでもあるような気がしています」とのこと。シュールに見えても、その裏にはしっかりと考え抜いた思いがあったんですね。


 ちなみに、大学から確認の電話を受けた際「多少寝起きであったことは否め」ないらしいです。やっぱ事故の側面もあるじゃないですか!


 そんな石脇さんの演奏はご自身のYouTubeチャンネルや、Apple Musicで楽しめます。


 件の卒業公演は3月14日に開催。また、この投稿の前日、残念なことに石脇さんが4年間師事していた古谷光広先生が急逝。質問の最後では「私にとって今後の音楽生活の覚悟、そして図らずも故人を偲んでの思い出の曲を演奏します」と、卒業公演に対する思いをあらためて語ってくれました。


 さらに3月13日と3月15日にも、大阪音楽大学の卒業公演が行われます。音大生たちの最後の晴れ舞台。お近くにお住まいの人は、ぜひ足を運んでみてください。


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  • 音大もピンキリ。トップは国立の東京藝大か桐朋ぐらい?成績優秀者は天皇陛下の御前演奏がある。
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