元アウトドア店員が選ぶ「軽量トレッキングシューズ」おすすめ3選 長時間の歩行でも疲れにくい【2024年3月版】

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2024年03月03日 18:40  Fav-Log by ITmedia

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サロモン X ULTRA PIONEER MID GORE-TEX(出典:Amazon)

 春に向け、登山の計画を立てている人も多いのではないでしょうか。機能性の高いトレッキングシューズは、安全で快適な登山のために重要です。軽いモデルを選べば足への負担をおさえられ、長時間の歩行でも疲れにくくスピード感を持って歩けるメリットがあります。

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 今回は、元アウトドア店員が厳選した「軽量なトレッキングシューズ」を紹介。初めてトレッキングシューズを購入する人や、2足目の購入を考えている人はぜひ参考にしてみてください!

●軽量トレッキングシューズ:アルトラ「ローンピークオールウェザー ミッド2」

 アルトラの「ローンピークオールウェザー ミッド2」は、約428g(28.5cm/片足)のミドルカットシューズ。450〜550gほどのモデルが多いミドルカットシューズの中では軽量です。

 「ローンピーク」は、トレランシューズとして人気のシリーズ。今回紹介するモデルは、トレランシューズのような軽量性やしなやかさを備えながら、足首周りはしっかりとサポートしてくれるため、長時間歩き続けても足が疲れにくいのが魅力です。しなやかな履き心地なので、登山靴特有の生地の硬さが苦手でストレスを感じていた人にもおすすめ。もちろん、防水性も備えているので悪天候でも安心です。

 アルトラのシューズは、つま先部分に向かって幅が広がるような形状が特徴。足指を締め付けないことでストレスを感じにくく、滑りやすい岩場や木道でもしっかりと地面を捉えることができます。幅広でなかなか合うシューズが見つからない人や、使用している登山靴が滑りやすくスリップに悩んでいる人は、ぜひ一度試してみてください。

●軽量トレッキングシューズ:サロモン「X ULTRA PIONEER MID GORE-TEX」

 サロモンの「X ULTRA PIONEER MID GORE-TEX」は約409g(片足)と軽く、優れた防水性を持つゴアテックスやグリップ力、ソールの安定感など、トレッキングシューズに備えたい機能性をたっぷりと盛り込んだバランスの良い一足です。

 「SensiFit」と呼ばれる構造を採用しており、靴ひもを締め上げることでアッパー部分全体が足をしっかりと包み込む感覚が得られます。傾斜のある場所でもシューズの中で足が動かず、足の痛みや靴擦れを予防することができます。

 シャープなデザインも人気の理由。アルトラと比較するとシューズの幅はやや狭いため、普段よりもワンサイズ大き目を選ぶのがおすすめです。

●軽量トレッキングシューズ:ザ・ノース・フェイス「ベクティブ エクスプロリス II フューチャーライト」

 ザ・ノース・フェイスの「ベクティブ エクスプロリス II フューチャーライト」は、今回紹介する中では唯一のローカットモデル。重さは約380g(9インチ/片足)です。

 軽いのはもちろん、一般的なスニーカーのような感覚で違和感なく歩けるのがローカットシューズの魅力。さらにソールに「VECTIV(ベクティブ)」と呼ばれるシステムを採用しており、ゆりかごのようにカーブしたミッドソールが歩行をサポートしてくれます。

 長時間の登山で疲れていると足を前に出すのが辛くなってきますが、そんな時にシューズが前へ前へ進もうと背中を押してくれるはずです。日本人の足幅に合うように設計されているため、足指が締め付けられたりするトラブルも起きにくいでしょう。

 同ブランド独自の防水透湿素材「フューチャーライト」を採用しているのも見逃せないポイント。雨の侵入を防ぎつつ、程よい通気性があり靴の中のムレを逃がすため、運動量が多いシーンでも快適に使えます。

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