サンタ・マリア・ノヴェッラからブランド初のオードパルファムコレクション ビッザリアやマグノリアの香りを用意

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2024年03月05日 19:51  Fashionsnap.com

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 「サンタ・マリア・ノヴェッラ(Santa Maria Novella)」が、ブランド初となるオードパルファムコレクション(4種、50mL、税込2万8600円)、(4種、100mL、同4万1800円)を発売する。3月27日から公式オンラインストアと、同日から伊勢丹新宿店で開催するポップアップストアで先行販売し、4月1日から一般で取り扱う。

 サンタ・マリア・ノヴェッラは、1221年にイタリア・フィレンツェで創業。800年の歴史の中で初となるオードパルファムコレクションはブランドの起源に立ち戻り、ルネサンス期のフィレンツェの名家 メディチ家の歴史と密接に結びついた植物であるビッザリア、ジェルソミーノ、マグノリア、アイリスを使用した4つの香りを展開する。アイテムは、当時の文献を読み解き、それぞれの植物のルーツを辿りながら製作したという。またパッケージは、18世紀のイタリアで植物エキスやエッセンシャルオイルを運ぶ箱として使われていたものを再現したほか、19世紀後半に使われていたブランドカタログの装丁もデザインに落とし込み、イタリアとブランドの伝統から着想を得ている。
 ビッザリアは1644年にフィレンツェで初めてその存在が確認された、ビターオレンジ、レモン、シトロンが混ざり合った柑橘系果実。パルファムのトップはビッザリアやティムールペッパー、ネロリ、ミドルノートにオレンジブロッサムアブソリュートやジンジャー、ベースノートにはシダーウッドとムスクを加え、甘美と華やかさが感じられるパルファムに仕上げた。ジェルソミーノは、1688年にゴアからの贈り物としてフィレンツェに持ち込まれたジャスミンの一種。ベルガモット、タンジェリン、ピンクペッパーがトップに香り、ミドルノートには、サンバック・ジャスミン・アブソリュート、ゼラニウム、イランイラン、ベースにシダーウッドとムスクを採用した。
 マグノリアの一種であるマグノリア グランディフローラは、1700年代にフィレンツェに伝承。ホワイトローズとゼラニウムの艶やかな香りから始まり、マグノリア グランディフローラやマグノリア チャンパカ、サンバック・ジャスミン・アブソリュートをミドルノートとして組み合わせ、ベースのアンバーとムスクでアクセントを加えた。1266年にフィレンツェの紋章になったアイリスは、ベースノートに採用。トップのガルバナムやティムールペッパー、ネロリをミドルノートのゼラニウム、マグノリア チャンパカ、サンバックジャスミンとエレガントに溶け合わせたという。

◾️ポップアップ 概要会期:2024年3月27日(水)〜2024年4月23日(火)会場:伊勢丹新宿店 本館4階 センタパーク/ザ ステージ#4所在地:東京都新宿区新宿3丁目14−1営業時間:10:00〜20:00 ◾️サンタ・マリア・ノヴェッラ:公式オンラインストア
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