漫画『ドラゴンボール』作者で知られる漫画家・鳥山明さんが、3月1日に急性硬膜下血腫のため死去した。68歳だった。訃報を受け、東映株式会社・代表取締役社長の吉村文雄氏が追悼コメントを発表した。
【画像】『ドラゴンボール』1巻表紙 「ドラゴンボール」「Dr.スランプ」シリーズなど、同社グループにおける多くのアニメシリーズや映画の原作者である鳥山さんの訃報を受け吉村氏は「鳥山明先生の突然の訃報に接し、心から哀悼の意を表します。鳥山先生が描き出す作品世界と愛すべきキャラクターたちは、常に私たちの心を躍らせ、勇気を与えてくださいました」。
「鳥山先生が創造する愛と冒険に満ち溢れた世界をこれからも見続けていたかったと痛切に感じています。私たちの心のなかに、鳥山先生はたくさんの宝物を残してくださいました」と伝え「本当にありがとうございました。謹んでご冥福をお祈り申し上げます」としのんだ。
鳥山さんは1978年に『ワンダーアイランド』でデビュー。その後、『週刊少年ジャンプ』で『Dr.スランプ』、『ドラゴンボール』などの人気作品を世に送り出してきた。特に1984年に連載をスタートさせた『ドラゴンボール』は世界的な人気となり、アニメ化、実写化などされ、今もなお愛され続けている。
なお、鳥山さんが『週刊少年ジャンプ』で2000年23号〜36・37合併号に短期集中掲載していた漫画『SAND LAND』のゲーム・アニメ新プロジェクトが先日、本格的に発表されたばかりで、新作アニメの配信が今月20日より控えていた。
■コメント全文
鳥山明先生の突然の訃報に接し、心から哀悼の意を表します。
鳥山先生が描き出す作品世界と愛すべきキャラクターたちは、常に私たちの心を躍らせ、勇気を与えてくださいました。
鳥山先生が創造する愛と冒険に満ち溢れた世界をこれからも見続けていたかったと痛切に感じています。
私たちの心のなかに、鳥山先生はたくさんの宝物を残してくださいました。
本当にありがとうございました。
謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
東映株式会社
代表取締役社長 吉村文雄