「確定拠出年金で大失敗……」44歳会社員女性が悔やむ「20年間の手痛い損失」とは?

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2024年03月10日 06:11  All About

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All Aboutが募集している「投資の失敗エピソード」から、投資を行う中でやってしまいがちな失敗事例を紹介。今回は神奈川県在住44歳女性が後悔している投資の失敗談です。
株価が順調に推移している時だからこそ、意識しておきたい投資にまつわる数々の落とし穴。ここではAll Aboutが継続的に募集している「投資の失敗エピソード」から、まわりの方がどのような失敗や後悔を経て今に至るのかをみていきます。

理屈では測れないリアルな失敗エピソードから、ご自身の投資のヒントを見つけ出してください。

投資の失敗エピソード・回答者プロフィール

年齢性別:44歳女性
同居家族構成:本人のみ
居住地:神奈川県
職業:会社員
世帯年収:500万円
世帯金融資産:現預金1800万円、リスク資産900万円
投資を始めた年齢や時期:22歳(2002年)

リスク資産内訳

(※詳細が不明なものも原文ママ記載)
・確定拠出年金:530万円
・債券:100万円
・投資信託:270万円

「定期積み立てで20年間の機会損失」

確定拠出年金で失敗をしてしまったという今回の投稿者女性。

「確定拠出年金を20年間、定期で積み立てしていたので複利が効かなかった」と始まります。

定期預金型で積み立てていた期間は「2002年から2022年まで」。「よく分からず、投資は怖いものということで毎月3000円くらいしか積み立ててなかった」と言い、「長い。機会損失した」と悔やんでいる様子です。

「投資信託を選んでいたら今頃かなりの利益が」

もちろん定期預金型なので「損失はしてないが」と前置きをしつつも、「(確定拠出年金の)満額5万5000円を毎月積み立てて、たとえば先進国株式のインデックスにしていたら……今頃かなりの利益が出ていたと思う」とため息。

実際に「10年間、満額でインデックス投資をしていた同僚は控えめに言って『うはうは!』状態と聞きました」とまわりの人とも差がでているようで、口惜しさが隠し切れません。

そもそも失敗の原因は、「無知だった。調べなかった。人に聞かなかった」「分からないことは適当に決めて放置していた」ことだったとコメント。

これまでの選択についても「絶望しました。無知で馬鹿だった」と心境をつづっています。

「不安で思考停止になったら詳しい人や専門家の知恵を借りる」

今回の失敗から学んだことは「分からないことは聞く、調べる」「不安で思考停止になったら、詳しそうな人や専門家の知恵を借りること」と回答した投稿者。

現在は「積極的にインデックス投資をしてます。経済ニュースにも興味が出て、マネー雑誌やオールアバウトの記事を読んで勉強しています」と調べるクセがついた様子。

最近はご自身のライフスタイルに近い「独身女性でインデックス投資の成功例」に興味があるとのことです。

最後に新NISAについて「オルカン(全世界株式)やS&P500を積極的に投資する。なるべく新NISAを活用したいので、貯金を切り崩して毎月7万円は投資します」とコメントされていました。

※本文カッコ内の回答者コメントは原文に準拠しています
※エピソードは投稿者の当時のものです。現在とはサービスや金額などの情報が異なることがございます
※投稿エピソードのため、内容の正確性を保証するものではございません
(文:あるじゃん 編集部)

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