3月27日は「さくらの日」-桜の品種は国内に500種以上! 意外と知らない“桜TIPS”

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2024年03月11日 08:11  マイナビニュース

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3月27日は「さくらの日」だってご存じでしたか? 列島に春の訪れを知らせ、卒業の別れと新しい出会いの門出を彩る桜は、日本人にとって特別な位置を占める花ではないでしょうか。今回は、そんな桜に関する豆知識をご紹介します。
○桜はどんな花?

桜(サクラ)はバラ科サクラ属の植物で、「国民に最も愛好され、その国の象徴とされる花」とされる日本の「国花」です。花言葉は「精神の美」で、4月13日の誕生花でもあります。
○桜の歴史

桜は、弥生時代までは穀物の神が宿る、神聖な樹木として扱われていたと言われています。さらに桜の花が咲くことが、農作業を開始する合図とされていたのだとか。桜を鑑賞するという文化は、平安時代になってから貴族の中で定着していったそうです。

春の花の象徴として桜が詠まれるのは、平安時代の「古今和歌集」からであることからも、桜を愛でる文化が生まれたのは、この時代からだろうと推測されます。江戸時代に入ると“花見”の風習ができていき、貴族だけではなく庶民にも桜を鑑賞する文化が広がっていったようです。
○桜の種類

桜の種類はとても多く、現在、日本国内には500種以上もの桜の品種があると言われています。この500種類も、もともとは「基本野生種」である11種から誕生したものです。基本野生種である11種は以下のものです。

○基本野生種

ヤマザクラ(山桜)
オオヤマザクラ(大山桜)
オオシマザクラ(大島桜)
エドヒガン(江戸彼岸)
マメザクラ(豆桜)
カスミザクラ(霞桜)
チョウジザクラ(丁字桜)
タカネザクラ(高嶺桜)
クマノザクラ(熊野桜)
ミヤマザクラ(深山桜)
カンヒザクラ(寒緋桜)
○桜は自宅でも飾れる!

桜といえば川辺や公園などで鑑賞する大きな樹木を想像されると思いますが、実は桜は「枝もの」として花店で購入することができます。フラワーアレンジメントや花束に使われることもあります。

花が咲いている状態で販売されているものもあれば、つぼみの状態のものもあります。つぼみの状態で購入し、花びんなどにいけておくと、徐々に開花し長く楽しむことができます。お花見といえば公園などに出かけるイメージがありますが、自宅に飾って楽しむお花見もおすすめです。花店で手に入るのは1〜3月の期間で、4月以降はあまり見かけなくなります。
○3月27日はさくらの日

前述したように、3月27日は「さくらの日」。1992年(平成4年)に公益財団法人・日本さくらの会が制定した記念日です。日本の代表的な花である桜への関心を高めることと、花と緑の豊かな国土を作ろうということが目的だそうです。日付は、「3×9(咲く)=27」の語呂合わせと七十二候の中の「桜始開」の時期であることから決定しました。この記念日周辺には、毎年全国各地で桜まつりなどのイベントが開催されています。

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