限定公開( 1 )
5年前や10年前……。少し前にインターネット上で話題になった投稿や動画を振り返って紹介する企画「昔のインターネット発掘!」。今回紹介する動画は、“何でも通り抜けられる穴”が登場するショートフィルムです。約2分40秒と短いですが、独特な雰囲気にゾクゾクさせられます。
●欲張った男が迎えた恐ろしい結末とは……
2003年に設立された英ロンドンの短編映画レーベル「Future Shorts」から公開された作品。タイトルは「The Black Hole」で、2008年に同国で制作されました。
登場するのは、オフィスでため息をつく男性。仕事が立て込んでいて1人で残業中なのか、疲労が顔に表れています。すると、調子が悪いと思われた複合機(コピー機)から突然、“大きな真っ黒な円”が印刷された紙が出てきました。
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その紙と接した場所に、まるで『ドラえもん』のひみつ道具「通りぬけフープ」のような“通り抜けられる穴”が生まれることに気が付いた男性。自動販売機から食べ物を盗むと、次に金庫がある部屋の鍵を開けて中に侵入します。
金庫に入った会社のお金を黒い穴から盗もうとする男性。最初は手だけを入れて、手前にある札を盗んでいきますが、効率よく札束を取り出そうとしたのか、ついには体ごと金庫に入ってしまいます。しかし、テープで留めていた紙が床に落ちてしまい……最後は恐ろしくも考えさせられる結末となっています。欲張りもほどほどに、ね。
動画は記事執筆時点、YouTubeで2760万回再生を突破。コメント欄では「とてもゾクゾクする」「低予算だけれど素晴らしいクオリティー」「私が今まで見た中で最高の短編映画の1つ」などの声が寄せられています。
YouTubeチャンネル「FUTURE」では、他にもコメディー作品からドキッとするものまで、さまざまなショートフィルムを公開中です。
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