大型犬たちによる赤ちゃんとの絶妙な距離感、優しく見守るハスキーとバーニーズ「守らなきゃいけない存在と理解している」

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2024年03月13日 17:10  ORICON NEWS

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息子さんと相対するバーニーズのバーニーちゃん
 SNSでもたびたび話題になる愛犬と赤ちゃんの素敵な関係。赤ちゃんを「守るべきもの」と認識しているかのように優しく見守るワンちゃんたちの姿に、心を掴まれている人も多いのではないだろうか。今回は大型犬と一緒に暮らす2つの家族に、新しい命が誕生した際のエピソードをあらためて振り返る。1つ目は、まだ距離感がつかめておらず、絶妙な間合いで息子さんと相対するバーニーズマウンテンドッグ。2つ目は、ハウスに一緒に入って楽しむほど大の仲良し関係を築く息子さんと2匹のハスキー犬。それぞれの微笑ましい関係性に「この子は守らないといけない存在って理解してくれている」「人間の兄弟みたい(笑)」「赤ちゃんと動物の動画たくさんあるけど、この構図初めて見たw」と多くの反響が寄せられた。

【写真】探り合っていたが、今の距離感は…? ピタッと寄り添う息子さんとバーニーちゃん

■「目で会話してる?」絶妙な距離感を保ちながら赤ちゃんを見守る大型犬

 まるでお互いを探り合っているかのような距離感で赤ちゃんと見つめ合うバーニーズマウンテンドッグのバーニーちゃん。2歳の時に飼い主さんのもとにやってきて、とにかくかまってちゃんな性格。「息子がいようがいまいが、自分に一番注目してほしい王子様タイプ」なのだとか。

 そんなバーニーちゃんが、突然やってきた新参者の赤ちゃんに自分のポジションを取られて「人格が変わったように大人しく」なってしまったという。その後少しずつ距離が縮まるも、赤ちゃんが成長した今もジッと見守るスタイルを貫いている。

「バーニーは息子と寄り添って寝ることはないし、息子の遊び相手になることもありません。でも、息子が1人でお昼寝をしているときは寝室のドアの前で待ち構え、泣いて起きたときはキュンキュン言って私を呼びに来ます。コミュニケーションを取ろうとしているようには見えませんが、彼なりの愛の形があるんだなといつも感心させられます。

 また、息子に対してやきもちを焼くことはあっても、八つ当たりをすることはありません。社会化が完璧な子ではないので、見知らぬ大人や犬が苦手なのですが、息子を含め自分よりも小さな子どもにはとても温厚です」

 一方、息子さん対しても、バーニーちゃんと生活するなかで「人や動物をいたわる気持ちも育まれている」と感じている飼い主さん。また、赤ちゃんが遊びで犬を引っ張ったり叩いたりした際に犬が怒らないという動画もよくあるが「そのような状況を黙って見ていたことは一度もない」という。

「バーニーは怒りませんが、犬や猫はオモチャじゃないので、常に優しく接することを教えてきました。0歳のときから犬や猫を優しく触りますし、今のところ乱暴な子には育っていないと感じます。今はバーニーに吹っ飛ばされないか気が気じゃないので、息子には早く大きくなってほしいです(笑)。でも、バーニーはすでに10歳(取材当時)。これは私の勝手な願いですが、どうか息子の記憶に残るまで生きていてほしいです。ただそれだけで十分です」

■「ここ俺の家なんだけどな…」モフモフと優しさで赤ちゃんを包みこむ仲良しハスキー

 「ハスキーと息子 仲良くなりすぎた結果」としてTikTokで300万回再生された動画では、ハイハイもままならない時から一緒に戯れる様子や、ハウスに一緒に入ってドヤ顔で楽しむ様子が収められている。

 飼い主さんは息子さんとハスキー犬の初対面時「出産の入院でしばらく留守にしていた妻に対し、犬はそっけない態度でした(笑)」と当時を振り返る。

「犬って仲間意識が強いので、去るもの追わず的なところがあるのかもしれません。ただそれも一瞬、子どものことが気になりすぎてクンクンしまくってました。最初は、大丈夫かな? と心配していたんですけど…すぐ家族だと認識した様子で、かなり優しく接していて驚きました」

 以前、赤ちゃんはハスキー姉と仲良くしていることが多く、2人が遊んでいるところを覗きにいくと抱きついていたり手を舐められていたり、「こっそり遊ぶことが多かった(笑)」と飼い主さん。しかし最近は、そんな2人を一歩引いて見守っていることが多かったハスキー兄とも仲良くなり、写真のようにハウスへ遊びに行くことが増えたという。

「大型犬を遊ばせるキャンプ場や広めの公園などアクティブに動く場面が多いので、自ずと活動的になり明るく元気に育って」いるという息子さん。犬と生活するなかで、犬だけでなく人にも優しく接することができるようになっているそう。

「赤ちゃんの時期は少し強めに手を当ててしまうこともありましたが、今は犬の表情や雰囲気から良くないと察しているようです」

 そんな息子さんを優しく見守るハスキーたちに「なるべく沢山の経験をさせてあげたい」と飼い主さん。

「何をすれば犬たちが喜ぶかを考えているんですけど、犬の幸せがどんなものか犬にしか分からないのも現実です。それでもパートナーとして迎えたからには、最大限生きやすく楽しいと思える環境を整えてあげたい。それが結果的に家族全体の幸福度を上げることに繋がると思っていて、子ども(犬)たちの感性も磨かれると信じています」。

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