バイクになるポケモン「ミライドン」、トヨタが開発　ほぼ実物サイズ、モードチェンジも可能　試乗会を開催

　トヨタ自動車とポケモン社は3月14日、伝説のポケモン「ミライドン」のモビリティを開発したと発表した。Nintendo Switch向けゲーム「ポケットモンスター スカーレット・バイオレット」に登場するミライドンをほぼ実物大の重さや大きさで再現。発光や稼働ギミックがある他、「ドライブモード」と「4足モード」に変形もできる。

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　ミライドンは「ポケットモンスターバイオレット」のパッケージにも描かれた伝説のポケモンで、ゲーム内では主人公の相棒として登場する。4足歩行で歩く形態（リミテッドモード）の他、2輪バイクのような形態（ドライブモード）に変形でき、主人公を乗せてゲーム内フィールドを移動できる。

　ミライドンのモビリティは、トヨタ自動車内の有志団体「トヨタ技術会」が製作した。豊田市の小学生から集まった「ミライモビリティ」をテーマにしたアンケート8000枚から、ミライドンが描かれた1枚の絵に注目し、ポケモン社と協力して「トヨタミライドンプロジェクト」を発足。2023年6月から製作に取り組み、約半年間で作り上げたという。

　製作したミライドンは、3月15〜17日の間に「東京ミッドタウン日比谷　アトリウム」で展示し、試乗体験イベントも開催する予定。